前回の記事では、奈良市にある霊山寺の、少しばかりカオスな面❓をご紹介しました☟ www.norikuma2.com 今回は、前回とは打って変わった雰囲気になります✨ 国宝である本堂を始めとした、聖武天皇勅願寺としての側面をご紹介したいと思います。 …とその前に、寺域がかなり広いので、初回でご紹介したエリア(赤丸)と今回の国宝エリア(青丸)を境内図から引用しておきますね☟ 霊山寺の歴史 廃仏毀釈の歴史を感じる鎮守社 境内内には菩提僊那供養塔も 霊山寺への拝観情報・アクセス まとめ 霊山寺の歴史 霊山寺の周辺は、旧・富雄村にあたり、現在でも一帯は「富雄(とみお)」という地名になっており、近くを流れる川も富雄川と呼ばれています。 また、難波と大和を結ぶ暗峠越が通り、清滝街道・磐船(天孫・ニギハヤヒノミコトが降臨した地といわれている)街道に通じる交通の要塞であるこの地は、「記紀」の神武天皇東征説話