ブックマーク / amenominakanushi.hatenadiary.com (8)

  • 六尺、役回り、コロナ禍のお葬式 - 涙色のパラドックス

    町内の同じ班で葬式が出たので葬式での役割を決めるために話し合いが行われた 何日か前に救急車のサイレンが近所で鳴り響いるのを聞いたので誰かが倒れて運ばれたのかなと思い「これは葬式が出るかもなぁ」と思っていたが案の定だった 高齢のじいさんばあさんが多いからなこの辺は・・・ 同じ町内だと言っても全ての人と面識があるわけではないので亡くなった方の名前を聞いても正直誰だかピンとこなかった 公民館のホールに行くとコロナ禍でみんな距離を開けて座っていた ぼくも同じように他と距離を開けて座り、少しすると頃合いを見て話し合いが始まり葬式の算段について説明された コロナ禍での葬式はどういう風になるのだろうと疑問に思っていたけど、どうやら3密を避けるためにかなり簡略化されて行われる様だった 通夜も葬式も、弔問客は受付を済ませ焼香を終わらせたらそのまま解散という流れになり、後は身内だけのごく少人数で済ませるのだと

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    suoaei
    suoaei 2021/05/07
  • 五月病、春バテ、自律神経の乱れとインターバル - 涙色のパラドックス

    今日は色々あって仕事が昼過ぎには終了した 僕は帰りの車の中で 「ヒョオオオオオイッッ!!wwwww」 と、歓喜に満ちた奇声を発した 別に明日も普通に仕事はあるのだが、その時だけは革命でも成し遂げ、全ての自由をつかみ取ったかのような充実した気持ちだった ハイテンションの中、勢いで 「会社などそのまま潰れてしまえッ!フハハッ!!ww」 などと思ったが、実際ほんとに潰れても困るし、明日も動かしがたい現実として会社はそこに存在するのだろう 学校の半日授業が終わった時のような、なんていうかフワフワした高揚感に包まれながらコンビニで適当に昼飯を買って家路につく 時々こうして色々と偶然が重なった結果、仕事が半日ほどで終わることはまれにあったが、その偶然が今このタイミングで来てくれたことは正直かなりありがたかった 僕はここ数日ほどずっと「五月病」を発症していてやる気が上がらず、今が気だるさのピークと言って

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    suoaei 2021/04/28
    T1000さん、いつもありがとうございます。
  • ダンデライオン、草の刈りはじめとテールランプ - 涙色のパラドックス

    休日の午前中に今年最初の草刈りを終えて軽トラの荷台で冷たい缶コーヒーを飲んだ 休日になぜ草刈りなどせなばならんのだという気持ちもあるが、こうして終わってみると労働の後のさわやかな気持ちになって缶コーヒーがうまいし、まぁ家でダラダラ惰眠をむさぼっているよりはずっといいだろうと思えるから人間は単純だ 草刈はGW前後くらいにやり始めようかと思っていたが、近所のじーさんが草を刈り始め、たんぽぽが綿毛に成り変わり始めていたので仕方がない まず近所のじーさんは僕が生まれる前からここで田畑をし、毎年草を刈ってきたので草の伸び具合や刈りはじめを見極める目は完璧だ このじーさんが草を刈り始めたら、それが毎年草刈を始める合図と言ってもいいだろう そしてたんぽぽが黄色の花からちらほら綿毛に変わっているものが表れ始めたらもう赤信号だ このたんぽぽと言う花、見た目こそ穏やかでかわいらしい春ののどかさの象徴のような植

    ダンデライオン、草の刈りはじめとテールランプ - 涙色のパラドックス
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    suoaei 2021/04/23
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  • アパート、物件、一期一会と無難な選択 - 涙色のパラドックス

    今週のお題「間取り」 間取りと言えば僕が初めて借りて住んだ東京のアパートの部屋は可もなく不可もなく、とても平凡な物だった 当初僕はこれから自分が住む部屋を選ぶ際、一体どんな部屋に住もうかと色々な物件の部屋の間取りを見て期待に胸を躍らせていた これ実際はどうなっているんだろうと思わせるような妙ちくりんな間取りや、ロフト付きの部屋などは秘密帰途を連想させワクワクしたが、親父が 「そういうのはやめておけw」 と僕に言った そうして「親父監修」の元に選んだ僕の新生活を彩るアパートの部屋はごく平凡なものになった 特筆するものがこれといってない、ごく平凡な、六畳一間の畳の、普通のアパートの一室… 「平凡」とか「無難」を具現化したような部屋だった もっとこう…秘密の脱出口とか地下室への階段とかそういうのねぇのかよ…と当初はつまらなく思ったが、僕が候補に挙げていた部屋や、今まで実際下見をしてきた部屋に比べ

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    suoaei 2021/04/19
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  • 猫、不屈、ネバーギブアップ精神 - 涙色のパラドックス

    近頃、僕の部屋に家で飼っているがよく出入りするようになった 母と姉がどこかから貰ってきた数匹のうちの一匹で、別に僕が直接飼っているという訳ではないし、僕は日中家にいることはほとんどないので、このと顔を合わせることも一日のうちそれほど多くはなかった だからこのからしたら僕は「夕方くらいから家で見かける人間」って感じの認識しかなかったのかもしれない 時々はフラフラと僕の部屋の前にやってきてはドアの外から部屋の中を興味深そうにのぞき込んだりしていたが、このにとって僕の部屋はまだ未知の領域なのか警戒して部屋の中まで足を踏み入れてくることはなかった しかし少しずつではあるが、は部屋の中におそるおそる侵入してきて部屋に踏み入ってくる範囲を日に日に広げていき、次第にだんだん長く僕の部屋に居座るようになってきた そうして最近は夜の8時くらいになると僕の部屋の前にやってきてはドアが閉まっていると

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    suoaei 2021/04/16
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  • ハーフパンツ、運動、精神衛生の為のランニング - 涙色のパラドックス

    会社の外に用事ができたので同僚と一緒に社用車で外出をした 用事は思いのほか早く済んでしまったので帰り道の途中、大型のショッピングモールに寄りそこでサボ…少し休憩していくことにした どっかでコーヒーでも買うついでにショッピングモール内を少し見て回っていると、アウトドア用品やスポーツ用品なんかを取り扱っている店にランニング用のハーフパンツが安く売っているのを見つけた 今僕がランニング中に履いているハーフパンツはお股のところがへたって擦り切れ、穴が開いてしまっていた いつもランニングは夜にしていて誰と会うこともないので、別にいいかと放置していたがこれは買い替えるちょうどいい機会だろうと思い、割引されているハーフパンツを適当に選び、購入した 思いがけずいい買い物ができてご満悦だった僕に同僚が 「ランニングなんてよくやるよな、マゾかよw」 的な事を言ってきた フッ…愚かな…w 実に愚かな、いかにも人

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    suoaei 2021/04/12
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  • 離島の紫外線と日焼けと太陽の加護 - 涙色のパラドックス

    最近は屋外で仕事をすることが多かったのでだんだんと日に焼けてきた しかし一緒に屋外で作業していた同僚と比べると僕の日焼けは「ほんのりうっすら」といった感じだ 元々色白であまり日に焼けない性質なのか、長時間外にいてもそんなに変わらないのだ 昔から「色が白いね」と言われることが多かったので、それがちょっと気になってあえてよく日光に当たったりしてみたのだが、露骨に肌が黒く焼けることはなかった 「色白は七難隠す」という言葉があるが、それは主に女性を対象にした言葉で、男の肌が白くてもあんまりいいことはない気がする よく日に焼けた人と言うのは健康的で、なにかとても強いエネルギーのようなものを感じるなと思う 日光の光を存分に吸収し、太陽の加護の元、生命力たっぷりに生きているという感じで、なにかこう生物としての力強さがある 実際肌が良く焼けている時と言うのは何かバフがかかったような高揚感ようなものがどこか

    離島の紫外線と日焼けと太陽の加護 - 涙色のパラドックス
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    suoaei 2021/04/08
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  • 教科書、落書き、また勉強しなおせるなら - 涙色のパラドックス

    #今年、学びたいこと by Udemy 僕の家の無駄に広い廊下の一角には、ガラスのスライドドアが付いた、大きな古い棚が置いてある 元々は好きの祖父が使っていたものだったらしいが、家族のみんながもう読まなくなった小説や参考書、旅行のガイドブックの類なんかをいつからかそこに突っ込み始め、最近では海外ドラマのDVDなんかもに交じって並んでいる雑多な棚になっていた そのオールジャンルなんでもありの棚の一角、ギチギチに詰め込まれた料理レシピの合間に、見覚えのある、僕が昔小学校の時に使っていた国語の教科書が収められていた こんなもの誰がどこから拾ってきてここに収めたのだろうか まぁこういうものってなんとなく捨てづらいというのは分かるが 僕はその教科書を力づくで引っ張り出し、なんとなくパラパラとめくってみた 字が大きく、ひらがなばかりで読みやすい ページをめくり、挿絵付きのお話の数々を見てい

    教科書、落書き、また勉強しなおせるなら - 涙色のパラドックス
    suoaei
    suoaei 2021/04/04
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