中国共産党の習近平国家主席が「共同富裕」政策を強く導入し、社会的富の3次分配する新たな施策を講じる中、中国の富裕層は金儲けから富の保全、さらには富の移転へと目を向け、慌てふためいています。 米国国営メディアの美國之音の記事より。 習近平は共同富裕政策を導入 中国の富裕層はもともと、政府から富を隠そうとしていましたが、最近習近平が「共同富裕」政策を推し進めたことで、富裕層の間に小さな恐怖の波が押し寄せています。 「共同富裕」政策は、中国における貧富の差を縮めることを目的としていますが、提案されている法律の詳細やその施行方法については曖昧なままです。 中国政府は、アリババやテンセントなど、中国のオンライン・ジャイアントに対する支配を強化するため、「反独占」および「情報セキュリティ」の措置を講じています。 これらの企業はあまりにも大きくなりすぎて、中央政府の制御不能になることが懸念されています。