昨日、私は久しぶりに以前書いていたインターネット媒体の「日刊ベリタ」に一文を投じました。私の知っている政治学者が、私よりも数歳若い人ですが、野党共闘活動で疲れて若い人にバトンを渡したい云々とツイッターに書いていた事にいささか疑問を感じたことからです。自分が疲れたなら個的に疲れたから誰かに交代してほしい、と言えば済むところを、「世代交代」みたいに大きなくくりにしていることに私はひっかかったのです。というのも、その言葉は一見、若者への理解にあふれる言葉に見えて、実際にはその裏に<自分の世代以上の人間は黙っていろ>、という含みが感じられるのです。私はその政治学者は尊敬する人なので、そのような意地の悪い解釈は取りたくはないのですが、あえて、そのように取られる可能性があることを指摘させて頂いたのです。 そうした言葉が出てくる背景には、年寄りたちは権力者という思い込みがあるのではないかと思います。確か