はしかの感染が拡大している。 4月上旬までに236人の患者が報告され、新型コロナウイルス禍後で最多だった昨年(265人)を上回るペースで推移。感染者は10~20代が半数を占めており、日本小児科学会はワクチン接種などを呼び掛けている。 【ひと目でわかる】はしかの累計感染者数 はしかは、感染すると約10日後に風邪に似た症状が表れ、その後高熱と発疹が出る。免疫を持たない人が感染するとほぼ100%発症し、脳炎や肺炎など重い合併症を引き起こすことがある。 日本は2015年、世界保健機関(WHO)から土着ウイルスがいない「排除状態」と認定されたが、海外からの持ち込みを起点とする流行は続いている。WHOによると、世界のはしかの報告数は21年の約6万人から24年には約36万人に増加。近年は米国やアフリカ、東南アジアなどで流行が拡大している。 国立健康危機管理研究機構(JIHS)によると、直近10年で国内の

