世の中には、往々にして様々な形式のファイルが存在し、また往々にして「テキスト形式で変換してやらないと別のシステムに入れ込めない」。なんて場面がエンジニアやってるとチラホラと散見されます。 (別に定常的に発生するわけではないけれど、4~5年エンジニアをしていると誰もが1~2回は出くわしてるみたいな) ご多分に漏れず先日知人からそんな相談をいただき、全然触ったこと無い形式のファイルでしたけれどもアレコレ調べてどうにかなったので備忘的にメモとして残しておきます。いつかどこかで誰かの助けになるといいな。 お題:Outlookのpstファイルをtextファイルにしたい そんなわけで本日のお題はこちら。 「pstファイルをtextファイルにしてシステムに取り込むことはできませんか!」 という相談。(っていい加減繰り返し過ぎか) pstファイルってなんや 「なんやpstファイルって…」というところから当
「Linuxできますか?」 「Linuxできますか?」という言葉はIT業界であれば面接でよく問われる質問だと思います。私も過去問われたことがありますが、この、できますか?、って言う質問はかなりあいまいな問い方だと思います。何ができればできるなんでしょう。勝手な判断でできると答えていいものかどうか。 現場経験を重ねて来た立場から、この「できますか」が示す内容を説明してみたいと思います。 期待していること コマンドでファイルの操作ができること Linuxには一応グラフィカルインターフェースも付属していますが、かなりの操作をSSHプロトコル経由でコマンドプロンプトにて行うことが多いです。WindowsだとリモートデスクトップでGUIが標準なので、ここは大きく違うところです。 さて、コマンドで何をするかと言うと、9割がファイル操作だと思います。テキストエディタでファイルを修正する。ファイルのコピー
Linuxでは当初、HDDなどに直接ファイルシステムを割り当てて管理していましたが、現在ではLVM(Logical Volume Manager)を利用することが一般的になっています。例えば、CentOSでは、デフォルト設定のインストールでLVMの「論理ボリューム」を使用します。 論理ボリュームを作り上げて記憶領域を管理することには幾つかのメリットがあります。複数の物理的なディスクを1つにまとめて大容量のファイルシステムを構築したり、必要に応じてファイルシステムのサイズを変更したりする操作が可能になります。 LVMを利用して論理ボリュームなどを表示、作成、削除、拡張、分割、統合するために30ほどの専用コマンドを利用できます。本eBookをダウンロードしてLVM関連のコマンドの使い方を学んではいかがでしょうか。
この記事はLinux Advent Calendar 2019の1日目の記事です。 はじめに 環境 おことわり uname(1) uname(1)が出力する内容 strace(1) gdb(1) bpftrace systemtap Kernel Hack Livepatch おまけ RHEL 8.1 CentOS 8 まとめ はじめに 本記事ではLinuxサーバのホスト名、Linuxカーネルのバージョン、cpuアーキテクチャなどのシステム情報を表示するuname(1)を利用してLinux環境でのデバッグとカーネルハックについて説明していきます。本記事ではコマンドやツールの使い方の説明ではなくて、それらを使ってどのようにデバッグするのかというところを説明します。 環境 ディストリビューションにはFedora 31(x86_64)を利用します。動作環境はQEMUやlibvirt、Oracle
IPアドレスを誤認させる方法 インターネットは日々の生活に欠かすことのできないインフラストラクチャになった。このネットワークは広く知られたプロトコルの積み上げというか、組み合わせで構築されているのだが、実のところ混乱を招くのがとても簡単だ。 なぜなら、プロトコルの穴を突くとか、実装のバグを利用するとか、そういうことではなく、仕組み上可能なためである。 セキュリティ関連のニュースで「IPアドレスを詐称することで通信を傍受する」といった説明を聞いたことがあるだろう。さも優れた技巧が使われているかのようなイメージを持つかもしれないが、実のところ容易にできてしまう。 Ubuntu 18.04 LTS 中でも、LANで同じセグメントにあるホストに対して混乱を引き起こすことは簡単だ。ただし、クローズドな実験環境で試してみるのは問題ないが、会社のLANや学校のLANにおいて、ここに書いてあることは絶対に
関連キーワード Linux | 運用管理 「Linux」の管理者はグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)だけに頼ってはいられない。便利なLinuxコマンドを活用しよう。 コマンドラインは苦手だという人も、ちょっとしたコマンドを覚えて活用してみれば、Linuxをもっと便利に使いこなせるだろう。本連載は基本的なLinuxコマンド83種をアルファベット順にピックアップする。前編となる本稿は、コマンドの頭文字がAからFの27個を紹介しよう。 1.alias コマンド単体や、コマンドとオプションの組み合わせに短い別名を割り当てる。 2.apt-get 各種プログラムやファイルをまとめたパッケージを管理する。「Debian GNU/Linux」(以下、Debian)系のLinuxディストリビューションで利用できる。Linuxマシンを自動的にアップデートしたり、Debianパッケージやプログラムを
連載「Visual Studio Code TIPS」 Visual Studio Code(以下、VS Code)はコマンドラインから「code」コマンドでも起動できる。このときにはコマンドラインオプションを指定可能だ。本稿では、それらのうちの拡張機能に関連するものを幾つか紹介する。VS Codeの起動時に指定する一般的なオプションについては「VS Codeのコマンドラインオプション:起動編」を参照されたい。 なお、ここで紹介するコマンドラインオプションは、拡張機能を無効化してVS Codeを起動するオプションを除けば、拡張機能をインストール/アンインストール/一覧するものであり、VS Codeウィンドウを開かずに終了する。
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