AMDのプロセッサに“重大な脆弱性”を発見したというセキュリティ企業の発表を巡り、この発表が誇大宣伝だったのではないかと指摘する声が相次いでいる。AMDはこの問題について調査中。米US-CERTなど公的機関のセキュリティ情報は、現時点で出されていない。 イスラエルのセキュリティ企業CTS-Labsは3月13日、AMDのプロセッサ「Ryzen」と「EPYC」に13件の重大な脆弱性が見つかったと発表した。1月に発覚したIntelなどのプロセッサの脆弱性について大々的に報じられた直後だったこともあり、この問題は大きな注目を集めた。 CTS-Labsが開設した専用サイトでは、今回の脆弱性について「Severe」「Critical」と形容している。セキュリティ業界では一般的に、ユーザーが何も操作しなくても任意の攻撃コードを実行されてしまうような脆弱性に、こうした用語を使用する。 ただ、専用サイトから
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