7月20日、朝日新聞メディアラボ渋谷分室で「2050年未来のメディア」と題したトークイベントが開催され、「WIRED」創刊編集長をつとめたケヴィン・ケリー氏らがこれからのテクノロジーとそれがもたらす変化について講演をした。 ケリー氏は、「WIRED」創刊編集長のほか伝説のヒッピー向け雑誌「Whole Earth Catalog」の編集者として知られる。23日に発売される新刊「<インターネット>の次に来るものー未来を決める12の法則」(ケヴィン・ケリー(著)、服部桂(著、翻訳)、NHK出版)では、インターネットが私たちの生活を大きく変えたように、今後、テクノロジーが私たちの未来に何をもたらすのかを論じている。 新刊の原題は「Inevitable」。避けられない、不可避な、必ず起こる、いった意味だ。ケリー氏は「テクノロジーには、ある方向に向かっていく趨勢していくというバイアスがある」としたうえ