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ブックマーク / realsound.jp (57)

  • 米津玄師、TWICE、ONE OK ROCK、欅坂46…YouTubeチャートで強さ見せる要因は?

    【参考:YouTubeチャート(2018年5月19日確認)】 新サービス「YouTubeチャート」が提供を開始した。このチャートは、「急上昇」「楽曲ランキング」「アーティストランキング」「ミュージックビデオランキング」の4つに分かれている。「急上昇」は他の3つとは違い毎日複数回更新されリアルタイム性の強いものとなっている。「アーティストランキング」は、そのアーティストに関連する動画の再生回数の合計数なので今現在注目のアーティストが一目で分かるものとなっているようだ。また、日版YouTube公式ブログによれば「楽曲ランキング」は「ミュージックビデオランキング」とは違い、同一タイトルでも複数バリエーションのある楽曲はそれらの動画の合算値によって構成されるとのこと。現状、「楽曲ランキング」と「ミュージックビデオランキング」はほぼ変わらない並びであるが、今後もし音楽の提供の仕方/楽しみ方が「公式

    米津玄師、TWICE、ONE OK ROCK、欅坂46…YouTubeチャートで強さ見せる要因は?
  • 作詞家zoppが考える、近年の失恋ソングの傾向 「自分のことではなく“超他人事”を歌っている」

    修二と彰「青春アミーゴ」や、山下智久「抱いてセニョリータ」など、数々のヒット曲を手掛ける作詞家・zopp。彼は作詞家や小説家として活躍しながら、自ら『作詞クラブ』を主宰し、未来のヒットメイカーを育成している。これまでの連載では、ヒット曲を生み出した名作詞家が紡いだ歌詞や、“比喩表現”、英詞と日詞、歌詞の“物語性”、“ワードアドバイザー”としての役割などについて、同氏の作品や著名アーティストの代表曲をピックアップし、存分に語ってもらってきた。第16回目となる今回は、『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)出演時にzopp氏が話した失恋ソングをテーマにインタビュー。今と過去での失恋ソングに使われるワードやタイトルの違い、名曲に使われている手法に至るまでを聞いた。(編集部) 「今は“恋愛”の線引きも微妙に」 ーー『関ジャム』では、失恋ソングが減ってきたという話が印象的でした。 zopp:そ

    作詞家zoppが考える、近年の失恋ソングの傾向 「自分のことではなく“超他人事”を歌っている」
  • 『関ジャム』出演! 作詞家zoppが語る、ヒットする応援歌の共通点「平歌とサビは目線が違う」

    修二と彰「青春アミーゴ」や、山下智久「抱いてセニョリータ」など、数々のヒット曲を手掛ける作詞家・zopp。彼は作詞家や小説家として活躍しながら、自ら『作詞クラブ』を主宰し、未来のヒットメイカーを育成している。これまでの連載では、ヒット曲を生み出した名作詞家が紡いだ歌詞や、“比喩表現”、英詞と日詞、歌詞の“物語性”、“ワードアドバイザー”などについて、同氏の作品や著名アーティストの代表曲をピックアップし、存分に語ってもらった。第11回目となる今回は彼がワードアドバイザーを務めたMACOの「恋するヒトミ」の話題から、“応援歌”や“大衆歌”の共通点について話を聞いた。(編集部) 第1回(きゃりーぱみゅぱみゅと小泉今日子の歌詞の共通点とは? 作詞家・zoppがヒット曲を読み解く) 第2回(SMAP、NEWS、Sexy Zoneの歌詞に隠れる“引喩”とは? 表現を豊かにするテクニック) 第3回(

    『関ジャム』出演! 作詞家zoppが語る、ヒットする応援歌の共通点「平歌とサビは目線が違う」
  • LDH、エイベックス、吉本興業……エンタメ系企業による社会貢献の可能性

    去る12月10日、愛媛県今治市で「EXILE CUP 2017」決勝大会が開催された。 「EXILE CUP」とは、小学校4年生から6年生を対象にLDHが主催するフットサル大会だ。今回は大会アンバサダーに香川真司、アドバイザーに岡田武史を迎え、全国から466チーム、4032名が参加。決勝大会にはスペシャルサポーターを務めるEXILE ÜSAも駆けつけ、盛り上がりを見せた。 LDHといえば、大会名にも冠されているEXILEや三代目J Soul Brothersを擁するエンターテインメント企業であり、フットサルとは無縁のように見える。だが実はこの大会、2010年に始まり、すでに8回を重ねているのだ。日サッカー協会が後援し、優勝チームには「EXILE賞」として「ヨーロッパサッカー武者修行」が贈られる。選手たちはヨーロッパを訪問し、現地のサッカーを観戦したり、クラブチームとの練習試合を経験したり

    LDH、エイベックス、吉本興業……エンタメ系企業による社会貢献の可能性
  • 渡辺志保が選ぶ、年間ベスト・ヒップホップ・アルバム10 “ラップが持つパワー”感じた1年に

    ・Kendrick Lamar『DAMN.』 ・JAY-Z 『4:44』 ・Drake『More Life』 ・Migos『C U L T U R E』 ・Future『FUTURE』 ・Young Dolph『Thinking Out Loud』 ・2 Chainz『Pretty Girls Like Trap Music』 ・Playboi Carti『Playboi Carti』 ・Rapsody 『Laila’s Wisdom』 ・BIG K.R.I.T.『4eve Is a Mighty Long Time』 全米で最も聴かれている音楽ジャンルはヒップホップ・R&Bと、データ調査会社のニールセンが発表し、来年1月に控えた第60回目のグラミー賞ではジェイ・Zが最多ノミネート数を誇り、それに次いでケンドリック・ラマーが名を連ねるなど、ヒップホップは史上最も追い風に吹かれている。そんな

    渡辺志保が選ぶ、年間ベスト・ヒップホップ・アルバム10 “ラップが持つパワー”感じた1年に
  • Google Homeはリスニング環境に新時代をもたらすか 音楽・動画再生の使用感を検証

    10月6日から国内で発売を開始したスマートスピーカー・Google Home。呼びかけると天気や交通情報、近隣の店舗情報、最新ニュースなどを教えてくれるほか、テレビや照明などの対応家電と連携して音声で操作することができる。IRKitというWiFi機能の付いた赤外線リモコンデバイスを使えば、Google Homeをリモコン代わりにして赤外線で操作できるあらゆる家電にも対応可能だ。Amazon Echoの年内発売も予定されており、スマートスピーカーは今後、エンタメ・音楽領域でも欠かせない存在となりそうだ。リアルサウンド編集部ではGoogle Homeを購入し、実際に利用してみた。記事では音楽に関する機能に着目してレビューしていきたい。 音楽再生 まず、音声認識をスタートするには「OK,Google」と呼びかけなくてはならない。Google Homeが連携できる音楽サービスは、Google P

    Google Homeはリスニング環境に新時代をもたらすか 音楽・動画再生の使用感を検証
    superplay
    superplay 2017/10/14
  • Google Home&Amazon Echoが国内上陸 スマートスピーカーの音楽鑑賞は“レコメンド”が鍵に?

    Google Home&Amazon Echoが国内上陸 スマートスピーカーの音楽鑑賞は“レコメンド”が鍵に? 10月5日にLINEのClova WAVE、10月6日にGoogle Homeの国内発売が開始。年内にはAmazon Echoも国内での発売が予定されており、日におけるスマートスピーカー市場もいよいよ格的な盛り上がりを見せそうだ。そこで最新ガジェットにも詳しい、音楽ライターの照沼健太氏にスマートスピーカーの国内進出について話を聞いた。まず照沼氏は生活に密着した部分でのスマートスピーカーの活用法について、次のように予測する。 「これまで国内にあったスマートスピーカーは、先行発売されていたLINEのWAVEくらいでした。世界的にスタンダードなAmazon Echoが上陸するということで、スマートスピーカーの存在が一般にも広く認知され、市場も盛り上がっていきそうですね。音楽再生のほ

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    superplay
    superplay 2017/10/14
  • 作詞家 zoppが考える、“流行歌”が更新されない理由 「日本人の琴線に触れるメロディが減った」

    修二と彰「青春アミーゴ」や、山下智久「抱いてセニョリータ」など、数々のヒット曲を手掛ける作詞家・zopp。彼は作詞家や小説家として活躍しながら、自ら『作詞クラブ』を主宰し、未来のヒットメイカーを育成している。これまでの連載では、ヒット曲を生み出した名作詞家が紡いだ歌詞や、“比喩表現”、英詞と日詞、歌詞の“物語性”、“ワードアドバイザー”としての役割などについて、同氏の作品や著名アーティストの代表曲をピックアップし、存分に語ってもらった。第13回目となる今回は流行歌が更新されないことや、“夏うた”が減少していることへの危機感についてじっくりと聞いた。(編集部) 「最近はアイドルの場合でも、歌いやすいベタな曲は選ばれにくい」 ーー前回は夏うたに使われるテクニックから、季節の流行歌が減っているという話になりました。たしかにテレビなどで特集される冬うたや夏うたのランキングは、更新されずに昔の曲

    作詞家 zoppが考える、“流行歌”が更新されない理由 「日本人の琴線に触れるメロディが減った」
  • 荏開津広『東京/ブロンクス/HIPHOP』第4回:NYと東京、ストリートカルチャーの共通点

    1977年、東京の大学で法律を勉強した後に日で助監督をしていた葛井克亮は、ニューヨークで行われた映画『人間の証明』の撮影を通して、後のパートナー、フラン・ルーベルに出会った。アメリカではフランが監督し葛井が製作を行った映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』(1992年)と同名のテレビ番組でもよく知られている2人は、他にも1985年に設立した配給会社KUZUIエンタープライズ(現フォーマットメディア)を通して、今年の4月に亡くなったジョナサン・デミが監督したTalking Headsのコンサート映画『ストップ・メイキング・センス』(1985年)、ミニシアター系の名作として知られる映画『バグダッド・カフェ』(1987年)、過激なギャグでカルト的な人気を誇ったアニメ『サウスパーク』(1997年〜)の日語字幕版などを配給してきた。 『ワイルド・スタイル HDニューマスター 30周年記念スペシ

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  • HIPHOP普及を支えたラジオという存在 Zeebraが発足させた「WREP」開局を機に変遷を辿る

    今までありそうでなかった“HIPHOP専門”のラジオ局。そんなラジオ局「WREP」が4月1日に開局された。発足人はなんとZeebra。インターネットラジオではあるが、24時間HIPHOPが楽しめる格的なチャンネルである。AbemaTVなど、インターネットTVも登場している中で「なぜ今ラジオなの?」という声もあったが、実際に始まってみると中々好調のようだ。これからどんどん番組も充実していくことだろう。 そもそも、日でHIPHOPが普及したその陰には、ラジオというメディアの存在があった。90年代の半ばから日でも格的にHIPHOPカルチャーが沸き起こるようになったが、90年代後期、B-BOYたちの情報源としての役割を果たしたのがラジオだった。今だにアラサー以上のB-BOYに語り継がれているのがJ-WAVEの『Hip Hop Journey Da Cypher』だ。女性MCのRIKOが当時

    HIPHOP普及を支えたラジオという存在 Zeebraが発足させた「WREP」開局を機に変遷を辿る
  • 水曜日のカンパネラが目指す、自由なエンターテインメント「“祝祭を担当した人”ぐらいの立ち位置にいたい」

    水曜日のカンパネラが目指す、自由なエンターテインメント「“祝祭を担当した人”ぐらいの立ち位置にいたい」 「誰も気づかなかったものを作れたら」(ケンモチ) ーー3月には、キャリア初となる武道館での単独公演『八角宇宙』も控えていますね。 コムアイ:武道館に向けては演出も色々と考えていますけど、その使いどころを工夫して、歌を歌うときは全方向からその「歌」だけに視線が集まるようにしたいですね。でも、私ってもともと武道館自体には興味がないんですよ。 ーー以前話をきかせてもらったときには、オリンピックにも興味がないと言っていました。 コムアイ:へそ曲がりで当に申し訳ない(笑)。でも、「ビートルズが(昔武道館で来日公演を)やったからって何? 私はロックをやってるわけじゃないし」みたいな(笑)。武道をやる場所としては興味があるんですけどね。そういえば、私は昔、武道館のアリーナでバイオリンを弾いたことがあ

    水曜日のカンパネラが目指す、自由なエンターテインメント「“祝祭を担当した人”ぐらいの立ち位置にいたい」
  • Suchmosはなぜ大ブレイクしたか? 『THE KIDS』の“今の時代らしさ”を読む

    参考:2017年1月30日~2017年2月5日のCDアルバム週間ランキング(2017年2月13日付)(ORICON STYLE) 前週のトップ3だったAKB48『サムネイル』、Suchmos『THE KIDS』、GReeeeN『ALL SINGLeeeeS ~& New Beginning~』の推移がなかなか興味深い。 まず、前週の1位だったAKB48は今週9位にダウン。初動がピークとなる非常にアイドル的なチャートアクションである。個人的な観測範囲の話で恐縮だが、今のところ自分の周りのアイドル好き(リアルな友人であったりSNSのタイムラインであったり)がこのアルバムに関する会話をしているのを一度も見聞きしたことがない。そういえば、前作のオリジナルアルバム『ここがロドスだ、ここで跳べ!』のリリース時も全く同じ状況だった。「アイドル好き・48好きであってもAKB48のアルバム作品への関心が薄い

    Suchmosはなぜ大ブレイクしたか? 『THE KIDS』の“今の時代らしさ”を読む
  • 荏開津広が日本のヒップホップ/ラップ史を紐解く新連載 第1回:ロックの終わりとラップの始まり - Real Sound|リアルサウンド

    “ジミーは映画を観ても悪役に声援を送るような奴なんだ”ーージミー・コンウェイについて、ヘンリー・ヒル(映画『グッドフェローズ』より) 2013年、さる有名な作家/大学教授が「はっきり言って、日語ラップってださいでしょう」と、ある文藝雑誌の座談会ではっきり言った。自らもラッパー/作家のいとうせいこうがこの発言についてTwitterで呟いたので波紋を呼び、日を代表するロック・ミュージシャンの1人、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotchがそれに「分かってないですね。日語ラップ格好良いと思います」と重ねたけれどーーその座談会では若手の気鋭文芸評論家/大学准教授がこうも嘲笑っていた。「そもそも日のラップって何なんでしょうね(笑)」 翌年には、有名なアスリートが「悲しいかな、どんなに頑張っても日で生まれ育った人がヒップホップをやるとどこか違和感がある」とSNSでコメント

    荏開津広が日本のヒップホップ/ラップ史を紐解く新連載 第1回:ロックの終わりとラップの始まり - Real Sound|リアルサウンド
  • 『ヒットの崩壊』発売記念対談 柴那典×レジーが語る、音楽カルチャーの復権とこれから

    音楽ジャーナリスト柴那典氏が、書籍『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)を上梓した。「ヒット曲は、かつて時代を反映する“鏡”だった。果たして、今はどうだろうか?」というテーマが掲げられた同著。小室哲哉や、いきものがかり 水野良樹をはじめとした音楽シーンの各分野で活躍するキーパーソン10名への取材をもとに、新しいヒットの方程式を考察している。 今回、リアルサウンドでは柴氏と音楽ブロガーであるレジー氏の対談を企画。近年、音楽シーンではミュージシャンの活動の主軸がライブとなったり、音楽配信サービスが格的に始まるなど、エポックメイキングな動きが立て続けに起きているが、その背景には一体何があるのだろうか。ヒット曲のあり方や、社会と音楽の関係、さらに、この先に訪れる未来の可能性についてまで、多岐にわたる議論を行なった。(編集部) 音楽の外側にある背景を読み、“ヒット”を考える 柴:まず、『ヒットの崩壊』

    『ヒットの崩壊』発売記念対談 柴那典×レジーが語る、音楽カルチャーの復権とこれから
  • Spotify、Apple Music、TIDAL…世界の音楽配信ここまで進んだ 各サービス現状と日本での展望

    Spotify、Apple Music、TIDAL…世界の音楽配信ここまで進んだ 各サービス現状と日での展望 先日、Newspicksによって報じられた、定額配信「Spotify」日上陸の噂。この数年、日上陸の情報があとを絶たず、ヤキモキさせられる。そんな定額配信は、この間も世界の音楽業界を席巻し、ダウンロードを脇役へ追いやる勢いでストリーミング時代を牽引している。はたして現代の音楽好きにとって定額配信とはどんな存在なのか。この原稿では、音楽の未来を期待させる定額配信が、現在世界でどれほど先を走っているのか、そしてこれから日では何が期待できるのかを探りたい。 話をアメリカに飛ばすと、この7月に一つ重要な指標が公開された。それは2016年前半で、オーディオ形式の音楽配信が動画形式の音楽配信を歴史上初めて上回ったと、調査会社のニールセンによって伝えられている。 以前は(そして今でも)、

    Spotify、Apple Music、TIDAL…世界の音楽配信ここまで進んだ 各サービス現状と日本での展望
  • SATORI、1stフルアルバムリリース決定 収録曲「愛しのゾンビ~ナ。」MV公開

    SATORIが、7月6日にタワーレコード内のレーベル<Here, Play Pop! / EVOL RECORDS>より、1stフルアルバム『よろこびのおんがく』をリリースすることを発表した。 SATORIは、京都発男女5人組のファンク、ソウル、R&B、ディスコといった、ブラックミュージックの要素を含むポップスバンド。アルバムには、3月配信限定でリリースした「愛しのゾンビ~ナ。」や初夏にぴったりな楽曲「モノノケでダンス」「ときめき地蔵盆」などを収録する。 リリースの発表にあわせ、「愛しのゾンビ〜ナ。」MVショートバージョンを公開した。ポップなアニメーションの中に映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の世界観を潜ませた作品に仕上がっている。 SATORIは、9月11日の下北沢SHELTERを皮切りに、アルバム発売を記念した東名阪ツアー『SATORIのよろこびのおんがくツアー 2016』を

    SATORI、1stフルアルバムリリース決定 収録曲「愛しのゾンビ~ナ。」MV公開
  • 映画館はライブを越える音楽体験を生み出せるか? “ライブスタイル上映”のリスクと革新性

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第4回は“映画館で音楽を楽しむこと”について。 “音楽モノ”といっても、ミュージカルから、ミュージシャンの伝記、ライブを撮影した作品まで様々です。ドキュメンタリーだってあります。例えば直近なら、遠山が音楽の神と崇めるジェームス・ブラウンの破天荒にもほどがある前半生を描いた『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』があります。なにしろ僕はJB信者ですので、立川シネマシティでは今作をベテラン音響家による綿密な調整を施して上映する【極上音響上映】にて上映します。ブラックミュージックファンはぜひ。 さて、2000年代に入ってカメラがフィルムからデジタルに切り替わったことで、音楽ライブや舞台を撮影した作品が映画館で上映される機会が

    映画館はライブを越える音楽体験を生み出せるか? “ライブスタイル上映”のリスクと革新性
  • CONNECTONEレーベルヘッド 高木亮氏インタビュー「“音楽の匂いが濃い”人に集まってほしい」

    音楽文化を取り巻く環境の変化をテーマに、業界のキーパーソンに今後のあり方を聞くインタビューシリーズ。第6回目に登場するのは、ビクターエンタテインメント・CONNECTONEレーベルヘッドの高木亮氏。昨年の立ち上げ以来、同レーベルはRHYMESTERを筆頭に、Awesome City Club、SANABAGUN.、sympathy、ぼくのりりっくのぼうよみと、革新的なアーティストの作品を次々と世に送ってきた。所属アーティスト一同が会する「CONNECTONE NIGHT VOL.1」の開催を5月6日に控える中、レーベル発足からの1年の歩みを振り返ると同時に、ローリング・ストーンズやスマッシング・パンプキンズを手掛けるなど洋楽ディレクターとしても数々の実績を持つ高木氏に、現在の音楽シーンをどう捉え、CONNECTONEをいかに成長させていくかを語ってもらった。(編集部) 「とにかく新しくて面

    CONNECTONEレーベルヘッド 高木亮氏インタビュー「“音楽の匂いが濃い”人に集まってほしい」
  • Suchmos、LUCKY TAPES、THE DHOLE……「踊る」という概念を塗り替える若手ベーシストたち

    Suchmos、LUCKY TAPES、THE DHOLE……「踊る」という概念を塗り替える若手ベーシストたち アシッドハウスやネオソウルを背景に持つグルーヴと、開かれたポップネスを併せ持った音楽性で注目を集めるSuchmosが、4曲入りのEP『LOVE&VICE』を発表した。ファースト・アルバム『THE BAY』の制作時にギターのTAIKINGとDJのKCEEが加入して、現在は6人編成で活動するSuchmosだが、アタマから6人で制作に取り掛かったのは今回が初めてであり、『LOVE&VICE』はまさに新章の幕開けとなる作品。ブラックミュージックの大波が押し寄せ、星野源やceroが傑作を作り上げた2015年を経て、2016年はより若い世代の飛躍が期待されるが、Suchmosはその中心にいると言えよう。 チーム感を大事にする6人はそれぞれが個性的なプレイヤーであるが、ここではベーシストのHS

    Suchmos、LUCKY TAPES、THE DHOLE……「踊る」という概念を塗り替える若手ベーシストたち
  • 秋元康と亀田誠治が“ダンス偏重のJ-POP”について語りあう 「『流行歌』であり『歌』なんだということを叫び続けたい」

    音楽プロデューサーの亀田誠治がJ-POPのヒット曲を分析するテレビ番組『亀田音楽専門学校 SEASON 3』(NHK Eテレ)。1月29日放送分の最終回では、星野源をゲスト講師に迎え、「J-POPの現在 そして未来」をテーマに講義を行なった。 番組冒頭では、2006年から2015年までのCDシングル年間ヒットチャートTOP10を紹介し、2006年以降はジャニーズやAKB48グループがチャートを席巻していると説明。星野は、印象に残っている曲として、2007年に最も売れたシングル曲、秋川雅史「千の風になって」を挙げ「今でもお風呂で気がつけば歌いたくなる」と述べた。また、番組では、2005年に「iTunes Music Store」が日でサービスを開始した後に、2008年にiPhoneが販売開始するなど、スマートフォンの登場によって音楽を気軽に試聴・購入できるようになったと紹介。CDの売り上げ

    秋元康と亀田誠治が“ダンス偏重のJ-POP”について語りあう 「『流行歌』であり『歌』なんだということを叫び続けたい」