Googleは、ストリートビュー撮影車両から無線LANデータを収集する設備を取り外して撮影を再開した。 米Googleは7月9日、無線LAN通信の誤収集により停止していたストリートビュー用の写真撮影を再開すると発表した。 同社は5月、ストリートビュー撮影車で無線LANのネットワーク情報を収集していたところ、誤って無線LANの通信内容も収集していたことが分かったとして謝罪、街路写真の撮影を一時停止した。無線LANデータを収集するハード・ソフトを撮影車から削除し、また各国政府の関係当局と話し合った結果、アイルランド、ノルウェー、南アフリカ、スウェーデンでの撮影を再開するという。 撮影車両は今後無線LANの情報は一切収集せず、街路写真の撮影と、低出力レーザーによる3D地形画像の撮影のみを行うとしている。
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