英紙ザ・サンの電子版は７月３１日、サッカーＷ杯南アフリカ大会で３戦全敗した北朝鮮代表のキム・ジョンフン監督が建設現場での強制労働を強いられていると報じた。 北朝鮮は初戦のブラジル戦で１−２と善戦し、金正日総書記は第２戦ポルトガル戦の放映を決断。だが、北朝鮮は０−７と屈辱的大敗を喫し、この敗戦が同総書記の逆鱗に触れたとされている。 同紙によると北朝鮮代表は帰国後、政府幹部らから６時間にわたり査問され、選手らはキム監督を批判するよう強要されたという。責任を問われた同監督は『（金総書記の三男の）金正雲の信頼を裏切った』という理由で強制労働の懲罰が科されたという。 キム監督の１日の労働時間は１４時間にも上るとしているが、韓国情報局関係者の「過去に結果を残せなかったスポーツ選手は強制収容所に送られた。それよりは軽い」との話も紹介した。 【関連記事】 ・ 北朝鮮、不出場選手に「軍事教練」懲罰

2010年Ｗ杯は現地時間12日（以下現地時間）にグループＣの１試合が行なわれ、イングランドはGKロバート・グリーンのキャッチミスが響いてアメリカと１対１のドローに終わった。試合後、チームメイトのジョン・テリーも、対戦相手のアメリカ代表DFジョナサン・スペクターも、グリーンを励ましたという。ロイター通信が報じた。 １対０とリードして迎えた40分に、クリント・デンプシーが放ったシュートをファンブルしてしまったグリーン。これで試合が振り出しに戻ると、その後スコアが動くことはなく、イングランドは勝ち点２を失い、アメリカは勝ち点１を拾う形となった。 グリーンは試合後、報道陣に対し「ボールをキャッチしたと思ったがミスしてしまった」「次があればの話だが、あんなミスはもうしたくない。普段はあんなことはしないのだが」と語りながらも、もうどうにもならないことであり、前を向いて頑張るしかないと話した。 一

現地時間18日（以下現地時間）に行なわれた2010年Ｗ杯欧州予選のプレーオフ・セカンドレグにおいて、審判がフランス代表FWティエリ・アンリのハンドを見逃した件で、フランスの教育界がこれを問題視していることが分かった。ロイター通信が報じている。 180分を戦って２試合合計スコアが１対１と並んだため、延長戦に突入したこの試合では、アンリのお膳立てからウィリアム・ガラがゴールを決め、最終的にフランスがアイルランドを退け突破をモノにした。試合後、アンリはその際にハンドがあったことを認め、これは故意ではないとしている。 これを受け同国教職員組合の「Snep-FSU」は、「フランス代表は、疑う余地のない不正の恩恵で南アフリカに行くことになった。これは、今日のフットボールの転落を如実に示している」との声明を発表。同組合はFFF（フランスサッカー連盟）に今回の件を糾弾すべきだとし、教師と生徒の間でこの

Ｊ１横浜の来季監督にＯＢの元日本代表ＭＦ木村和司氏（５１）が就任することが決定的となった。横浜は４日、リーグ戦１０位の成績不振を理由に、昨オフに３年契約を結んだ木村浩吉監督（４８）を今季限りで解任すると発表。関係者によると後任候補を木村和氏に絞り、就任は確実な状況という。現役時代、絶妙なＦＫを武器に「ミスター・マリノス」と呼ばれた男が、名門復活へ向けて動きだす。 ０４年のＪ１制覇以降、タイトルから見放されている横浜がついにＯＢの「切り札」を投入する。７月に取締役に就任した嘉悦社長代行は、昨季途中から指揮を執る木村浩吉監督を「９位だった昨季から改善が見られない」と解任。関係者によると、同代行は後任候補として日産自動車ＯＢを希望し、既に木村和司氏１人に絞って交渉しているという。 ９４年の現役引退後、主に解説者として活躍してきた木村和氏は、かねてＪリーグの監督になることを熱望していた。他クラ

現地時間８日、ブンデスリーガの人気クラブであるドルトムントは、今季シーズンチケットの販売を終了することを発表した。今シーズンはクラブ記録となる５万枚以上のシーズンチケットが売れていた。ロイター通信が報じている。 　クラブ側は公式サイトで「世紀の記録。５万675回ありがとうを言いたい」と感謝の意を示すと同時に、そのほかの一般層のファンのためにシーズンチケットの販売を停止することを伝えた。 　今年がクラブ創設100周年の年に当たるドルトムントは、昨年の観客動員数でブンデスリーガ中トップのクラブであり、ホームスタジアムのシグナル・イドゥナ・パークは常時８万席を完売していた。