世界4強入りへ走法改革だ。8日夜に「ポンピュンラン走法」を提唱し、北京五輪女子走幅跳代表の井村久美子らを指導する福島大・川本和久教授の講義を受けた日本代表MF遠藤保仁(29)は、さっそく実践する考えを明かした。 「『一歩目が前に出てない』といわれました。意識してやれば必ずスタートが早くなるし、少しずつトライしたい」 陸上選手とサッカー選手の動き出す際の足の運び方を比べた映像で、後ろに一歩踏み出しているから動く悪癖を指摘された。この一歩を前に踏み出せば相手への寄せが早くなり、世界との差を一歩つめられる。さらにムダな動きを抑えることで、日本が目指す相手に走り勝つサッカーを90分間やり抜く体力を蓄えられるというわけだ。 「自分が気付かないことを教えてもらってすごい面白かった」 本番まであと半年を切り、前進あるのみだ。