名古屋市の河村たかし市長は9日、昨年の東京五輪の野球で、金メダルを獲得したプロ野球・中日の大野雄大投手(33)に市スポーツ栄誉賞を贈呈した。昨年8月、ソフトボール選手の金メダルをかじって批判を浴びた河村氏は、大野投手との面会後「(金メダルを)あんまり見んようにしとった」と話した。 河村氏は市役所であった贈呈式で、大野投手に賞状を手渡し、記念撮影した。その後の歓談では「(プレーを)派手にやってちょう」と激励した。 河村氏は、大野投手との面会後、報道陣の取材に応じた。「金メダルを持参してくれたが」と問われ、「あんまり見んようにしとった」と回答。「何か気を使ったのか」と重ねて問われると、「いやいや、まあ別に。目にまぶしいもん」と話した。 河村氏は昨年8月、表敬訪問したソフトボール選手から首に金メダルをかけてもらった際、メダルをかじった。この行為で市役所には苦情が寄せられ、河村氏自身も同年末まで対