【北京=矢板明夫】中国では最近、台湾に渡った中華民国の故蒋介石総統がブームだ。関連書物などが相次いで出版され、浙江省にある蒋氏の旧家は人気の観光スポット。毛沢東時代には「人民の敵」と位置付けられた蒋氏だが、急発展する近年の中台交流で素顔が知られ、これまでのイメージとのギャップに市民は関心を持つようだ。また、蒋氏がにわかに評価されるようになった背景には、台湾統一工作を狙う中国当局の思惑もありそうだ。 ■書店に専門コーナー 1月下旬、英国人作家、ブライアン・クロージャー氏が1976年に出版した「蒋介石伝」が中国で初出版された。同書は蒋氏の生涯を客観的に分析したと評されるが、中国では長年、発売禁止とされていた。しかし、発売が解禁されると大反響を呼び、中国メディアは「等身大の蒋介石がようやく上陸した」と絶賛する。 さらにその直後には、政府系の団結出版社が「蒋介石書簡集」を出版。中国建国後、初めて発
アゴラの松本徹三さんが日本の中学受験を批判するエントリーを書いておられた。 今日、日本に住んで長くなるイタリア人の友人と食事をしましたが、彼は、中学を受験しているご子息のことで深刻に悩んでいました。この人はお父さんの代から学者だった教養人で、イタリアで知りあった日本人の奥さんは日本の某超一流大学の準教授です。そういうご夫婦ですから、息子さんを「中高一貫教育をしてくれる良い中学校」に入れたかったのですが、うまくいっていません。 中略 私の考えは、目の前にいる私の友人の子供である、日伊混血の可哀想な少年のことから、日本人の若者全体の将来のことに広がりました。何も知らずに、「塾システム」に象徴されるような「日本の奇妙な教育システム」の中にどっぷり漬かっていく日本の若者達の方が、実はもっと可哀想なのだと思えてきたのです。 教育の改革は火急の問題 結論からいうとこれはとんでもない思い違いという他ない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く