28日午前11時半頃、山口県下関市小月町の男性(70)が自宅の庭で釣りの仕掛けをつくっていたところ、突然サルに襲われ、左手をかまれた。 格闘の末に取り押さえたが、サルはしばらくして死んだ。同市では8月末以降、サルにかまれたり、ひっかかれたりする被害が17件起きていた。市は死んだのはこのサルとみている。 サルは体長56センチのオス。男性によると、いきなり体当たりし、かみついてきたため、両前脚をつかみ、抱きかかえるようにして捕まえた。激しく抵抗したが、10~15分ほど押さえ込むと、急に動かなくなった。その後、市が埋葬した。 男性は左手5か所をかまれ、軽傷。