【シドニー時事】オーストラリア東部のサザンクロス大学は4日、同国の元歯科医アラン・スチュワートさん(97)が臨床科学の修士号を取得し、卒業したと発表した。大学によると、スチュワートさん自身が持つ世界最高齢の新卒者としての記録を塗り替えることになるという。 スチュワートさんは2006年に91歳で法学の学士号を取り、ギネスブックで世界最高齢の新卒者として認定された。それ以降も勉学意欲は衰えず、1936年に初めての学位(歯科学士)を取得して以降四つ目となる学位を目指し、2009年にサザンクロス大学に入学した。 【関連記事】 〔地球の風景〕長寿イルカ クルム伊達が1回戦突破=女子テニス 【こぼれ話】66歳の女性が双子を出産=スイスの最高齢記録 【こぼれ話】賭博おばあちゃんたちの訴追手続き停止=キプロス