【全国高校野球選手権広島大会2回戦 三次18―0因島】(14日、みよし運動公園) 初戦で大敗を喫した因島ナインには爽快感が漂っていた。14安打を浴び18失点。打っては1安打で二塁を踏めずに五回コールド負け。それでも長尾浄人監督は「試合ができたこと自体が本当に奇跡なんです」。昨年は部員不足で不出場。9人ぎりぎりで戦った選手たちを誇らしそうに見つめた。 高校野球広島大会勝ち上がり表 2年ぶりの出場は一筋縄にはいかなかった。今春時点で部員は6人。バドミントン部やソフトテニス部の生徒を誘い、4人を加えて10人で臨む予定だった。ところが体調不良者が12日に1人、13日にさらに1人と出て再び部員不足の危機に陥った。 12日から選手たちがクラスメートに声をかけて必死に勧誘。中学まで軟式野球をしていた1年の小林哲平が手を挙げた。「3年生がせっかく頑張ってきたのに試合をできずに終わるのはかわいそう。少しでも
唯一の目撃証言は4年前 “最初の事件”は2019年7月16日午前4時、世界自然遺産・釧路湿原の北に位置する標茶町オソツベツ地区の牧場で発覚した。牧場関係者が放牧中の牛1頭の姿が見えないことに気付き、捜索したところ、森の中で無惨な姿で殺されている牛の死骸を発見したのである。その関係者が思わず声をあげると、20メートルほど離れた藪の中から1頭のクマが飛び出し、逃げていった。後々まで、これがこのヒグマに関する唯一の目撃証言となる。 写真はイメージ ©iStock.com 以来、8月5日に8頭、8月6日に4頭、8月11日に5頭……といった調子で連日牛が襲われるようになり、その被害は2ヵ月で実に28頭に及び、現場に残された体毛のDNAにより「同一犯」によるものと推測された。この頃になると、最初の事件が起きた地区の名前「オソツベツ」と、現場に残された足跡の幅が「18センチ」とされたことから、このヒグマ
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