PAGE2005では時間切れでやりのこしテーマがいくつかある。 基調講演の際に、Googleのリチャード チェン氏から投げかけられたもので、以前からwiredなどで書かれていたかと思うが、ロングテールへの考えとか取り組みはどうかというのがあった。各パネラーがこれに応えて議論する時間的余裕がなくて、そのままになってしまったのだが、ロングテールこそ、eビジネスの真髄という気もする。 ロングテールとは、2:8の法則の8の部分を指す。構成要素の主要な2割が、成果の8割を占めるという有名な話であり、従来のマーケティングは主要な2割に注力していたのが、ITとネットのeビジネスは効率が桁違いに優れるので、残りの8割からでも利益を得られるのでは、という考え方に結びつく。 事実スキマビジネスのように思われていたインターネットオークションでも、eBayのように上場してアメリカの株式市場を牽引するほどのものとな