日本以外の外貨建て資産に投資する場合に、切って離せないのが、為替リスク(為替変動によるブレ)です。 為替リスクをとって外貨に投資したことによる追加の期待リターンは理論上ゼロなのに、円高になると外貨建て資産の円換算額が目減りし、円安になると逆に円換算額が増えるというブレが悩ましいところです。 ただ、その為替リスクを軽減できる「為替ヘッジ」という手法があります。 為替ヘッジと、それに伴う為替ヘッジコストについて以下にて説明します。 海外投資と為替の話 | 野村アセットマネジメント (PDF) ⇒(リンク切れ) 上図は、米ドル建てファンドに投資した場合の例です。 1米ドル=100円の時、 上段の「為替ヘッジをしない場合」において、投資家が100万円でこのファンドを買うと、運用会社は①100万円を売って、②1万米ドルを買い、ファンドの投資対象資産(株式や債券など)を購入します。 当然、為替変動の
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