『うずまき』は、伊藤潤二によるホラー漫画。小学館の『週刊ビッグコミックスピリッツ』で1998年7号から1999年39号まで不定期連載された。2000年に映画化された。 概要[編集] うずまきや螺旋は、古来よりその形から拡散する運動性、中心部への注目性、円の持つ循環性などからシンボルや芸術のモチーフとなり、同時にその機能的な形から機械的な用途でも用いられている。また、人工物のみでなく自然界にもうずまき、螺旋の型を成すものは非常に多い。このうずまきの持つ神秘性をテーマに独自の世界観を持って描かれた作品。ホラー漫画としても、繊細な画力とその独自の世界観によって上質な不気味さを出している。 あらすじ[編集] 呪われた土地・黒渦町に住む女子高生・五島桐絵とその恋人・斎藤秀一の周りで起こる禍々しいうずまきにまつわる惨劇、怪奇現象が発生する。人がねじれる、カタツムリに人が変身する。台風が町に吸い寄せられ