アメリカ国防総省は、イラク北部で、イスラム教スンニ派の過激派組織に対し、空からの攻撃を行ったことをツイッターで明らかにしました。 アメリカのオバマ大統領は7日夜、声明を発表し、アメリカ軍に対し必要に応じて過激派に対する限定的な空爆を行うことを承認したと明らかにしていました。 イラクではことし6月、北部の第2の都市モスルが制圧されるなどイスラム過激派組織が攻勢を強め、治安情勢が一段と悪化しており、アメリカ軍は、バグダッドの大使館などに兵士を送るなど対応を続けてきました。 アメリカ軍がイラクへの空爆を行ったのは、2011年12月にイラクから駐留するアメリカ軍が撤退して以来、初めてです。