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ブックマーク / book.asahi.com (2)

  • 「翻訳がつくる日本語」書評 なぜ性別が強調されるのか|好書好日

    翻訳がつくる日語―ヒロインは「女ことば」を話し続ける [著]中村桃子 現代日で暮らしていて、「私は賛成ですわ」「俺はかまわないぜ」といった言葉づかいをするひとに、私は遭遇したことがない。 しかし、日語に翻訳された外国人の発言(あるいはセリフ)で、過剰な「女ことば」や「気さくな男ことば」、どこの方言だか不明な「ごぜえますだ」といった言葉が使われていても、なんとなく受け入れている。 日語への翻訳の際、なぜ、「女性」「気さくさ」「黒人」といった性別、性質、人種を強調するような表現が採られてきたのか。その変遷をたどり、分析研究したのが書だ。 「日語および日語を使っている人々に、翻訳が与えた影響」という観点が非常に興味深い。我々は日々翻訳物に接しているため、実際にも「女性は女ことばを使っている」ように錯覚する。その錯覚がまた、翻訳家が外国人女性の発言を「女ことば」で訳す原因にもなる。つ

    「翻訳がつくる日本語」書評 なぜ性別が強調されるのか|好書好日
    sutannex
    sutannex 2013/10/15
    生粋の日本人女性が翻訳女言葉話してたら違和感凄いだろうけど吹き替え映画だとこういうもんだって思ってるから気にならない。海外小説だと名前で男女判断できないから読み進めてあぁ!女性だった!てことも。
  • コラム別に読む : ビブリア古書堂の事件手帖 [著]三上延 - 瀧井朝世(ライター) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■若き女性店主が謎を解く 情緒あふれる北鎌倉の町に、ひっそり佇(たたず)む木造家屋。そこは小さな古書店だ。うら若き店主の栞子(しおりこ)は極度の人見知りだが、の知識と洞察力は人一倍。彼女が古にまつわる謎を解き明かしていく連作シリーズが、ただ今絶好調である。 古書に関する雑学は知識欲を刺激し、一冊のを巡る人間ドラマは味わい深い。栞子の鮮やかな推理も痛快だ。また、彼女とアルバイトの青年の間に漂う恋の予感が甘酸っぱい。つまり書は老若男女誰もが楽しめる要素のつまった“知的&胸キュン”ミステリーなのだ。 著者は中高生向けの電撃文庫で小説を発表している作家。一昨年、版元がさらに広い読者層を対象にしたメディアワークス文庫を創刊。著者にも執筆を依頼すると「古書店を題材にしたい」と提案が。実は三上氏は古書店で働いていた経験があり、稀覯(きこうぼん)についても相応な知識の持ち主だという。 第1巻には

    コラム別に読む : ビブリア古書堂の事件手帖 [著]三上延 - 瀧井朝世(ライター) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    sutannex
    sutannex 2011/12/01
    古本屋と推理小説が好きな人は絶対に読むべき本!古本好きも読んで損はしない。
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