阪神・四藤慶一郎球団社長(55)が22日、西宮市内の球団事務所で会見を開き、2013年から昨年までの3年間で、阪神の1、2軍選手20人弱が高校野球の優勝校を当てる「くじ引き」を行っていたことを公表した。 春夏の甲子園大会が対象で1人5000円を出し、くじ形式で優勝チームを引き当てた選手が総取りする仕組みだという。 さらに試合後、ランダムで行われるドーピング検査に対し「(対象となった)2人に対してご苦労代ということでベンチ入りしている選手が1人1万円、その検査を受けた選手に手当として渡していた」と発表。投手陣が投球イニングに対して1回1000円を積み立て、食事会の原資にしていたことも明かした。
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