隣で仕事をしている人から、こんな相談があった。 「仕事で、どうも合わない人がいる」 「なぜ?」 「んー、なんと言ったらいいか……。何かを依頼すると、まず否定から入る。」 「具体的には?」 「例えば、セミナールームの席の配置を、表のとおりに変えておいてくれ、と依頼したとする。「わかりました」と素直にいえばいいのに、いつも彼は「この配置、使いにくくないですか?」と難癖をつけてくる。」 「よく捉えれば、改善案を一生懸命考えてくれるのでは?」 「いやいや、いらつくよ。「じゃ、どうすればいい?」と聞くと、「なんとなく使いにくいと思っただけです」って言って、肝心の改善案は出さないんだから。」 なんとなく厄介そうな案件である。 「他には?」 「議事録をお願いしたんだけど、「議事録なんて、誰も見ないですよ」と言うんだよ。わかった、じゃ本当にいらないかどうか、部長と課長に聞いてくれ、と言うと「ちょっと思った
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