Photo credit: osde8info via VisualHunt / CC BY-SAソフトウェアの設計判断は多数存在しますが、大きな影響を与え続けているもの一つにUnixの哲学があります。本日は書籍『UNIXという考え方』で紹介されている定理の一つを紹介します。 定理2:一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる 指針もなく機能の追加修正を続けていると、はじめは短かったコードも時間経過とともに混みいった醜いコードに変貌し、担当が抜けるとやがて誰も手が付けられない恐れや憎悪の対象となってしまいます。ここまでコードが悪化すると、市場からの予期しなかった重要な要望に対して俊敏に応えることは不可能になってしまいます。 そこで、本日ご紹介の定理です。一つのプログラムには、多数混ぜ込むのではなく、一つのことだけうまくやるように絞り込み、一つ一つの小さなプログラムを組み合わせて、達成し