白いイチゴできた!「紅白パック」大人気2008年12月27日15時1分印刷ソーシャルブックマーク 左が白いイチゴの「初恋の香り」、右が赤いイチゴ=山梨県北杜市 白いイチゴがこの冬、店頭に初めて登場した。山梨県の種苗会社などが新品種として開発に成功し、東京都内の百貨店で売り出したところ、赤いイチゴと一緒に詰めた紅白パックがすぐ完売した。ブライダル業界などから「結婚式に使いたい」といった問い合わせも相次いでいるという。 開発したのは、三好アグリテック=山梨県北杜市=と福島県内の育種者。20年以上かけて収穫量や形が安定するまで交配を続けた。ふつうは実が熟すにつれ赤くなっていくが、このイチゴは白いまま熟す。品種名は「初恋の香り」。ほおがピンク色に染まるイメージからつけたという。 今月15日から伊勢丹新宿本店の店頭に並んだ。小粒の白8粒・赤12粒のパックが6千円、大粒の赤9粒・白6粒は8千円。値段は