<ブルージェイズ1-0マリナーズ>◇23日(日本時間24日)◇ロジャーズセンター 10年連続200安打を達成したイチロー外野手(36)について、ソフトバンク王貞治球団会長のコメント。 「日本でも一緒にプレーしたし、これまでの彼の打撃を見てきて今までにない傑出した選手だとは思っていましたが、アメリカで10年連続シーズン200安打という大記録を達成し、我々の想像を超える選手だとあらためて感じています。今年は世界中から期待され、彼の心の中では大変な葛藤(かっとう)があったと思います。でも、彼はそれを感じさせないで当然のことのようにやり遂げました。本当に素晴らしいの一語に尽きます。日本人として誇りと勇気を与えてくれました。これからも1本でもヒットを増やしてファンを楽しませてほしいし、我々も見続けたい」。
これが民主党の誇る「政治主導」の帰結である。 那覇地検は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で勾(こう)留(りゅう)した船長の釈放を決定したが、仙谷由人官房長官は「地検独自の判断だ」と繰り返した。これを真に受けるのはよほどのお人よしだろう。 中国の要求を丸呑(の)みした今回の釈放劇は、尖閣諸島の危機のみならず、日本と日本人に多大の災厄をもたらすことになるが、民主党政権に国家を担う統治力がないことも明白になった。 中国は今回の事件で、ありとあらゆる嫌がらせをやってきた。 青年訪中団の突然のキャンセルや閣僚級の交流停止は序の口で、省エネ家電の部品に不可欠なレアアースの輸出を停止し、果ては何の関係もない「フジタ」の社員4人を拘束した。 国家は、領土、人民、主権の3要素から成り立っているが、領土あっての国家である。尖閣諸島の実効支配を狙う中国が、船長逮捕を奇貨として山賊まがいの強硬策をとったのはある意味
沖縄・尖閣諸島沖での漁船衝突事件で、政府は中国の圧力に屈し、節を曲げた。日本は自ら中国より“格下”の国であることを内外に示し、失われた国益は計り知れない。中国人船長釈放の舞台裏を探った。 ■首相と外相の不在 それは、実に奇妙な光景だった。那覇地検の鈴木亨次席検事は24日の記者会見で、中国人船長の釈放理由にわざわざ「日中関係への考慮」を挙げた。 政府のトップである菅直人首相と外交責任者の前原誠司外相の2人が米ニューヨークでの国連総会出席のため不在中に、地検が外交的配慮に基づく判断を下したというのだ。 「地検独自の判断だ。それを了とする」 仙谷由人官房長官は24日午後の記者会見でこう繰り返した。柳田稔法相も「指揮権を行使した事実はない」と強調した。だが、誰が言葉通りに受け取るだろうか。 政府関係者によると、仙谷氏は24日午前の閣議後、釈放を一部の閣僚ににおわせていた。地検の発表前に仙谷氏は柳田
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