奇妙な光景である。辞めると発表された中日・落合博満監督(57)が、なにもなかったような顔でクライマックスシリーズ(CS)を戦い、日本シリーズでも指揮を執る。解任を通告されたコーチも、戦力外になった河原、佐伯もCSをプレーした。微妙な波風監督は敵と戦うだけでなく、フロント、マスコミとも戦う。まさにその典型的なケース。オーナーの信任厚い監督が、チーム作りを主導する。球団フロントにすれば頭越しに事
自立式の電波塔としては世界一の高さになる東京スカイツリー(東京・墨田)。2012年5月22日の開業まであと半年になった。関連施設を含めると、従業員は4000人を超えるといわれ、早くも募集が始まった。近く団体予約を開始するなど、入場者を呼び込むための動きが本格的に動き出す。一大観光拠点の誕生への周辺地域の期待は大きい。今月22日、スカイツリーの運営会社、東武スカイツリーが団体予約の受け付けを開始
【ニューヨーク=小谷野太郎】米自動車大手3社でつくる業界団体「米自動車通商政策評議会」は11日、日本が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加することに反対する声明を発表した。 同評議会のマット・ブラント代表は、米国の対日貿易赤字の7割は自動車関連が占める、と指摘。その上で、「日本の自動車市場は先進国の中でも最も閉鎖的だ」と主張し、日本のTPP交渉参加は、「日本に都合の良い通商慣行を正当化し、重要な通商合意の進展を妨げる」と批判した。 同代表は、米自動車産業はこれまでのリストラで国際競争力を強化し、雇用創出などで米経済の回復の先導役を果たしている、と主張。TPPへの日本の参加は「これまでの努力を危険にさらす」との警戒感を示した。米国では、自動車産業が集積するミシガン州知事や同州選出の上院議員も日本のTPP参加に反対する声が出ている。
印刷 【左】津ぎょうざ協会の北泰幸会長、【右】津ぎょうざ協会が提供する「津ぎょうざ」 【左】富士つけナポリタン大志館の小川和孝・特命全権大志、【右】富士つけナポリタン大志館が提供する「富士つけナポリタン」 【左】日生カキオコまちづくりの会の江端恭臣会長、【右】日生カキオコまちづくりの会が提供する「日生カキオコ」 【左】高知県須崎市の「須崎名物『鍋焼きラーメン』プロジェクトX」プロジェクトリーダーの矢野明広さん(52)、【右】「須崎名物『鍋焼きラーメン』プロジェクトX」が提供する「須崎名物『鍋焼きラーメン』」 【左】西伊豆しおかつお研究会の芹沢安久会長、【右】西伊豆しおかつお研究会が提供する「西伊豆しおかつおうどん」 全国のまちおこし団体がB級ご当地グルメで地元をPRする祭典「B―1グランプリ」が12日、兵庫県姫路市の世界遺産・姫路城周辺で開幕した。29道府県から過去最多の63団体が出展。
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印刷 力強く走る蒸気機関車DT668=台湾新竹県竹東、村上太輝夫撮影白煙を上げて走る蒸気機関車DT668=台湾新竹県合興、村上太輝夫撮影竹東駅に停車中、鉄道ファンに囲まれる蒸気機関車DT668=台湾新竹県、村上太輝夫撮影 かつて日本で1千両以上製造され、デゴイチの名で親しまれた蒸気機関車D51型が台湾のローカル線で11日、往年の雄姿を見せた。 デゴイチは日本統治時代の台湾にも配備され、戦後はDT650型と名を変えて貨物輸送の主力として活躍した。この日走ったDT668はそのうちの1両で1941年川崎車両(現川崎重工業)製。83年の引退後は、公園や車庫で保存された。昨年末から修理を重ね、北部の新竹地区を走る新しい支線の開通に合わせて復活を果たした。今後定期運行するかどうかは決まっていない。(新竹=村上太輝夫)
印刷 11月末で閉鎖される瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ=香川県坂出市与島町 瀬戸大橋の中間に位置する与島(よしま)〈香川県坂出市〉にあるレジャー施設「瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ」が、今月末で閉鎖されることになった。1988年の瀬戸大橋開通と同時に開業し、初年度に500万人だった入場者数は、景気低迷や割高な橋の通行料金が響き、ここ数年は50万人に減っていた。 京阪電鉄(大阪市)が35億円かけて開業したが、03年に撤退。引き継いだ鳥取市の八幡コーポレーション側が9月、坂出市に「休業する。再開時期は未定」と文書で伝えた。坂出商工会議所が県内外の数社に買収を持ちかけたが断られ、事業を引き継ぐ譲渡先が決まらず閉鎖に追い込まれた。同社の担当者は「客の減少が続き、持ち直す見込みがない」と話す。 施設はレストランや土産物店が中心で、開業当初は遊覧船や遊覧ヘリコプターも運営していた。89
印刷 関連トピックス地震街頭に立つ桑原悠さん=28日、新潟県津南町下船渡 新潟県津南町で30日にあった町議選で、東大大学院2年の桑原悠(くわはら・はるか)さん(25)が無所属で初当選した。3月の長野県北部地震で被災した故郷の惨状が、政治家として立つ決断をさせた。 津南町は長野との県境にあり、人口約1万1千人。高齢化が進む雪深い町で、兼業農家の長女として生まれた。母方の「じいちゃん」が田中角栄元首相の熱心な支援者で、そのエピソードを幼いころから聞かされた。 政治家を志していたわけではない。早大進学後の米国留学時に、オバマ現大統領の予備選挙を同世代の若者が手伝うのを見て刺激を受け、東大大学院で公共政策を学んだ。関心は深まったが「数ある職業の一つ」に過ぎなかった。 立候補を決意した直接のきっかけは、東日本大震災の翌3月12日に起きた長野県北部地震。震源地の長野県栄村と隣り合う津南町も震度
印刷 津南町議会の全員協議会に出た桑原議員(中央)町議会の全員協議会後、報道陣の質問に答える桑原議員=11日、町役場 先月の津南町議選でトップ当選した東大大学院生の桑原悠(くわはら・はるか)さん(25)が11日、町議会の全員協議会で議員デビューした。バッジを付け、「議会改革などに自分のペースで取り組んでいきたい」と抱負を語った。当選直後からメディアの注目を集め続けた桑原さん。議会事務局は会議室にカメラ撮影用の仕切りを設けるなどして取材対応にあたっていた。 町議の任期は10日から始まり、この日が全16議員の初顔合わせ。桑原さんは「環境の変化に徐々に慣れつつあります」と自己紹介した。委員会メンバーを決める際、広報担当に推された議員がパソコンが苦手だと打ち明けると、「私が教えますよ」と助け舟を出すなどし、場を和ませた。 町議会事務局によると、先月30日の町議選後、桑原さんへの取材の機会を尋
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