3月25日、WHOは、大気汚染が原因の死者が2012年には推計約700万人だったとする報告書を発表した。写真は2月、北京で撮影(2014年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [ロンドン 25日 ロイター] -世界保健機関(WHO)は25日、大気汚染が原因の死者が2012年には推計約700万人だったとする報告書を発表した。大気汚染は世界にとって、引き続き唯一最大の環境健康リスクだとしている。 今回発表された数字は、以前の推計からは倍増となる。報告書でWHOは、2012年に世界では8人に1人が大気汚染に関連して死亡したと指摘。大気汚染の低減が進めば、将来的に数百万人の命が助かる可能性があるとした。