SPEはSIMD演算に最適化されたプロセッサですが、スカラ演算もおこなえます。ただし、その際には注意が必要です。ここでは、SPEにおけるスカラ演算の効率性と、スカラデータをSPEで扱う場合の注意事項について解説します。 既存のアーキテクチャの多くでは、スカラデータ用とベクタデータ用にそれぞれ専用のレジスタが用意されています。しかし、SPEにはスカラデータ用の特別なレジスタは存在せず、ベクタデータを扱うレジスタと同じレジスタが使用されます。また、スカラデータ用のロード・ストア命令や演算命令はなく、スカラ演算はSIMD命令を用いて実現されます。 SPEでは、レジスタ全体ではなく特定の一部分だけに注目することによってスカラデータを扱います。このレジスタ内の決められた場所は、「プリファード・スカラ・エレメント」と呼ばれ、図 4.11のようにデータサイズごとに位置が決められています。 スカラデータの
The Cell Processor † 〜 Cell 開発者をバックアップする情報共有サイト 〜 [2007/12/05] Cell/B.E.プログラミングチュートリアル(12/5.6)のお申込受付は終了しました。 詳しくはこちら をご覧下さい。 ↑
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