興行収入400億円超えと、空前の大ヒットとなった『鬼滅の刃』の劇場版『無限列車編』や、リリースから3か月で約300億円の売上をあげた『ウマ娘 プリティーダービー』。栄枯盛衰の激しいコンテンツ業界の中にあって、なぜこれらのタイトルが爆発的なヒットを成し得たのか? 2021年10月14日に発売された『推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』は、そうした疑問を考えていくうえで非常に参考になる一冊である。 本著は、バンダイナムコにてコンテンツビジネスに実際に従事した経験を持ち、現在でもブシロードの顧問などを務める中山淳雄氏が、実務で得た経験をベースにしつつも、半ばライフワークとして調べ上げた詳細な分析内容を、まとめ上げたものだ。 (画像は推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来 | Amazonより) その中では、鬼滅、ウマ娘、Fortnite、荒野行動、半沢直樹など、近
「PlayStation 5」分解レポート。ソニーらしいこだわりに満ちた設計を,実機をバラして改めて確認してみた 編集部:小西利明 カメラマン:佐々木秀二 4Gamer恒例(?)の最新ゲーム機分解レポート。今回はいよいよ「PlayStation 5」(以下,PS5)の分解に挑戦する。今回の分解に使用したのは,UHD BDドライブを内蔵する通常版のほうだ。 今回,分解するPS5(左)と製品ボックス(右)。筆者が某量販店の抽選に当選して入手した貴重な1台だ 実のところ,今回のPS5ほど気が進まない分解もない。PS5は入手困難で,4Gamer編集部にすら片手で数えられる台数しかないのだ。そんな状況で,せっかく抽選に当選して購入した1台を分解してしまうのだから,気が進まないのも当然だろう。そのうえ,ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下,SIE)が分解と内部の紹介を行う動画を掲載しており
RTX 2080 Tiに劣らない性能で消費電力と価格は低い優れたGPU GeForce RTX 3070 Founders Edition Text by 宮崎真一 Turing世代のハイエンド製品だった「GeForce RTX 2080 Ti」(以下,RTX 2080 Ti)の性能を凌駕するAmpere世代の「GeForce RTX 3080」(以下,RTX 3080)は,インパクトがかなり大きかった。しかし,いくら高い性能を発揮するとはいえ,10万円前後という価格のグラフィックスカードには,おいそれとは手が出ない人は多いだろう。 そんなゲーマーが待ち望んでいるのは,Ampere世代のミドルハイクラスとなる「GeForce RTX 3070」(以下,RTX 3070)ではないだろうか。 GeForce RTX 3070 Founders Edition メーカー:NVIDIA 価格:49
Ampere世代のハイエンドGPUはRTX 2080 Tiをあらゆる面で圧倒する GeForce RTX 3080 Founders Edition Text by 宮崎真一 2020年9月16日22:00,NVIDIAの新世代GPU「GeForce RTX 3080」(以下,RTX 3080)搭載のNVIDIA製グラフィックスカード「GeForce RTX 3080 Founders Edition」(以下,RTX 3080 Founders Edition)の性能に関する情報が解禁となった。 GeForce RTX 3080 Founders Edition メーカー:NVIDIA 価格:699ドル(約7万3900円,税別) 既報のとおり,RTX 3080は,Ampereアーキテクチャを採用したGPUで,従来の「GeForce RTX 2080 SUPER」(以下,RTX 2080 S
ハロー!Steam広場 第290回:ぷよぷよ好きにも刺さりそう! クリックで街が仕上がる「Townscaper」 編集部:YamaChan 「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,セール開始時点でウォレット残高が10万あるのにセール終了後は銀行の預金残高が10万減ってる上級Steamerにジョブチェンジできるかも。 ハロー!Steam広場 第290回は,Oskar Stålberg氏が手掛けた「Townscaper」を紹介しよう。本作は瞬時に街を生成するための“ツール”である。そもそもゲーム的な要素はないのだが,クリックしているだけで街並みがつながり,それを見ている
Windows Terminalのプレビュー版が更新された。今月はv0.7である。大きな変更としてタブ内を縦横に分割するPane(ペイン、ペーン)が実装され、2つ以上のセッションを同一タブ内に表示できるようになった。 これにともなって、キー割り当てが変更されている。設定などにも変更がある。同梱するCascadia Codeフォントは、ギリシャ語文字などがサポートされた。また、新たに3種類のバリエーションも作られている(ただし手動でインストールする必要がある)。日本語フォントの文字間隔が空きすぎというのは相変わらずだが、Windows Terminal内で日本語を含むIMEが動作できるようになり、なんとか日本語入力が可能になった。 タブウィンドウ内を分割して動かせるPaneが実装された Paneは、タブウィンドウ内を垂直/水平に分割して、それぞれで別セッションを動かす仕組みだ。 当初から搭載
苦節ウン年、我々はこのときを待っていた! Xperia 1の上位モデル「Xperia 1 Professional Edition」(以下、Xperia 1 Pro)が発売されたのです。 あまり興味のない人にとって、突如現れたXperia 1 Proとすでに発売中の「Xperia 1」を見ても何も変わらないと思うはず。 確かにXperia 1はすでにドコモ、au、ソフトバンクから発売されていますが、今回レビューするXperia 1 Proはソニーが直接販売する初めてのフラッグシップモデルなのです。 ベースはXperia 1と変わりませんが、その「Xperia 1 Professional Edition」というネーミングからして、特殊なカスタマイズがされているのが特徴です。その最たるものが、「映像制作」「写真撮影」「モバイルeスポーツ」などクリエイターの創造性を高めるための3つの特別な仕様
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
Googleが早期アクセス版として公開した音声をリアルタイムで字幕にして表示する「音声文字変換」アプリを使ってみました。多少滑舌が悪くても意味が通るよう解釈してくれ、書籍タイトルなどもばっちり正しく表示してくれます。 最近の音声テキスト変換技術はすごいです。昔は決算発表後の電話会見がテキスト化されて公開されるのはライブ配信から4日後くらいだったのに、今では数時間後には公開されます。YouTubeの字幕も、Googleの公式チャンネルのものとかであれば、公開の段階で字幕が付いています。 Googleさんが2月4日に発表したAndroidアプリ「Live Transcribe」(日本では「音声文字変換」)の早期アクセスに申し込んでおいたら、11日にインストールできました。Google Playストアにも未公開版として公開(?)されています。 音声文字変換アプリは、文字通り、音声を文字にリアルタ
いきなりだが質問だ。 まず、下に記したアジア9ヵ国の名前を見てほしい。 ・タイ ・中国 ・ベトナム ・インドネシア ・モンゴル ・ミャンマー ・カンボジア ・ネパール ・フィリピン では、この9ヵ国のうち、女性ひとりあたりの子供の数、すなわち「出生率」が平均「3以上」である国は、何ヵ国あるだろう? 難しいだろうか? では、ヒントを出そう。各国の2017年の中央年齢は以下の通りだ。 中央年齢とは、その年齢より上の人口と下の人口が半数ずついるということ。たとえばフィリピンでは、国民の半数以上が24歳以下だ。ちなみに、日本の2017年の中央年齢は47歳で、出生率は1.43だ。 これをもとに、「出生率」が平均「3以上」なのは、9ヵ国のうち何ヵ国か考えてみてほしい。 正解は後述する。先に、なぜこんな質問をしたのか説明しよう。 入管法改正で日本にやってくるのはどんな人たちか 昨年に入管法が改正され、日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く