[SIGGRAPH]既存のVR HMDではできない遠近感の表現を可能とする「可変焦点対応HMD」をNVIDIAブースで体験してみた ライター:西川善司 SIGGRAPH 2017のE-TECH展示会場 選ばれた大学や 企業などの研究機関が,実用化や商用化前の先端技術を発表するSIGGRAPH恒例のイベント「Emerging Technologies」(以下,E-TECH)が今年も行われた。そのE-TECH展示会場で,NVIDIAは,VRおよびAR対応ヘッドマウントディスプレイで,より現実的な遠近感を表現できるという「Varifocal Virtuality」(バリフォーカル・バーチャリティ)なる技術の体験デモを公開した。 Varifocal Virtualityではどんなことを実現しているのか,技術面の説明と合わせてさっそくレポートしたい。 遠近感の表現に劣る現行のVR HMD 既存のVR
[GTC 2017]NVIDIA,VR向けの新しい視線追跡型レンダリング技術「Foveated Reconstruction」を発表 ライター:西川善司 GTC 2017に合わせて,NVIDIA ResearchのDavid Luebke氏が,新たな視線追跡型レンダリング技術「Foveated Reconstruction」(フォヴィエイテッドリコンストラクション)を発表。NVIDIAのグラフィックス技術関連展示ブースには,その体験コーナーがあった。 NVIDIAのグラフィックス技術展示ブースにあったFoveated Reconstructionコーナー。サブタイトルには「Denoising Techniques For Foveated Rendering」(フォヴィエイテッドレンダリングにおけるノイズ除去技術)とあった 注視したところから視界外周にかけてライティングやシェーディングの密
北米時間2016年7月24日,NVIDIAは現在,米アナハイムで開催されているSIGGRAPH 2016で視線トラッキングにより,注視している部分のみを詳細にレンダリングする手法についてのデモを行った。 「Perceptually-Based Foveated Virtual Reality」と題された研究では,SMI製の視線トラッキング機能付きVRゴーグルを利用してさまざまな実験を行い,革新的なレンダリング手法を開発したという。 VRで視線トラッキングが注目されているのは,注視していない部分のレンダリング負荷を下げることで,パフォーマンスアップが期待できるからだ。 問題はどうやるかで,注視されていない部分の解像度を下げたいわけだが,あからさまに解像度を下げたときにてきるモザイク状の映像はいくらなんでも違和感は強い。かといって,ぼかして画像の粗さを隠すとトンネルのような視界になってしまう。
3月14(月)〜18日(金)にかけて米サンフランシスコで開催された、世界最大のゲーム開発者会議Game Developers Conference 2016(GDC)。今年のハイライトとなったのはもちろん、今春にコンシューマー製品がローンチされるVR(Virtual Reality)関連の情報だった。 今年から新設されたVR専門トラック「VRDC」を含め、会期中に40を超えるVR関連セッションが行なわれたことからも、GDC 2016におけるVRへの過熱ぶりが伺える。 ▲VR特化型のトラック「VRDC」。どのセッションも関心が高く、満席が続いた 様々なメーカーが新製品や試作品を展示するEXPOでも、半数以上のブースで何らかのVRヘッドセットやVR関連デバイスを見ることができた。広くコンピューターグラフィックス業界全体においても、VRという新しい媒体の登場は、いよいよ無視できない社会現象になり
ゲーム、デザイン、エンターテイメント、ニュース、不動産、アート――バーチャルリアリティは日常生活のさまざまな場面に利用することができます。ゲームやプロフェッショナル向けのビジュアライゼーション以外にも、活用のチャンスがいくらでもあるのです。 そこで、NVIDIAは、サンフランシスコで開催中のVRX 2015で、本日、発表したように、Epic Games社と提携し、Multi-Res ShadingやVR SLIといったNVIDIAのGameWorks VRテクノロジをEpic GamesのUnreal Engine 4に組み込むことにしました。UE4ソフトウェアは、PC版やコンソール版のゲーム、何百本にも使われていますし、イマーシブな体験を作るツールとしてさまざまなところに使われるようになりつつあります。 VRX 2015に集うデベロッパなど、次世代のVR体験を生みだしたいと考える人々にと
西川善司の3DGE:DirectX 12.0と12.1の違いからG-SYNCの新情報まで。NVIDIAが明かす「あなたの知らないGeForce」 ライター:西川善司 ASUSTeK Computerが発表した,G-SYNC対応のゲーマー向け21:9ディスプレイ「PG34Q」 Tom Peterson氏(Director of Technical Marketing,NVIDIA) 2015年6月6日に閉幕したCOMPUTEX TAIPEI 2015(以下,COMPUTEX)では,NVIDIAのディスプレイ同期技術である「G-SYNC」や,AMDが主導して標準化団体であるVESAに採用された「FreeSync」(≒Adaptive-Sync)に対応するゲーマー向け液晶ディスプレイが多数出展された。とくに,「コスト的に劣勢では」と思われていたG-SYNCに対応する製品が多数披露されていたことで
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