ワン・ミス・コール 女子大生ベスは数日のあいだに 二人の友人の怪死を目撃する 彼らは、留守電に残された自らの断末魔を聞いていた 「ボケないデーブ・スペクター AD的な役では老けすぎかも」 2004年に日本で劇場公開され TVシリーズや続編を生み出した『着信アリ』 全ての面でパワーアップを果たした 最強のハリウッド・バージョンとして登場した 『着信アリ』は みじかな携帯電話をキーとして ホラーには縁遠い若者を みじかな場所を舞台にして 取り込むことに成功した和製ホラー 電源を切ったり 解約したり 破壊してもつきまとわれる 痛い系の怨霊さんだった 物語の展開やテーマ性はオリジナル版を尊重しつつ 恐ろしい怨念が生まれた背景とラストに脚色が加わり エンタテインメントな作品に仕上がっているが 米国版は着信を受けると 街なかで不気味なバケモノの幻覚を 見るようになる新しい設定がある 冒頭の病院のシーン