春一番が吹いた先週は、現役高校生のインタビュー記事がランクイン。「プログラミングって面白い」。そう目を輝かせる3人からインタビューには載っていない、もう1つのメッセージをお届けしよう。 「初めてのお遣いに行ってこい。でもそこの角、曲がったら怖い犬がたくさんいるとさんざん脅して、誰がお遣いに行きたいと思いますか」 これは15歳の草野翔さん、17歳の安野貴博さん、同じく倉世古恭平さんのインタビューに同行した筆者にとって、とりわけ印象的に残った発言だ。終始、和気あいあいとインタビューが進むなか、唯一シリアスになった場面だったと記憶している。 発言はネット世代である現役高校生3人がプログラミングを始めたころ、インターネット上で経験者たちにさんざん叩かれた苦い経験から来たものだ。彼らは経験者たちの“叩き”行動に大きな疑問を抱いている。 初心というものはフレッシュに保ちつづけるのが難しい。長く経験を積
今日は友人の卒業祝いをしてきました。 久々に買い物をしながらいろいろ見ていると「Every wall is a door」と書いてあるペーパーウエイトを見つけました。これはラルフ・エマーソンによる詩で、意味は「人間は人生の中で幾度か壁に突き当たり、その壁を乗り越えれば、より素晴らしい人生になる」です。 なぜか、これを見た瞬間にこれをプレゼントにしようと。ただ、人にことばをプレゼントするのは初めてなのでどうなるのか楽しみでした。 今日食事をしながら話していると、ちょうど話題になった内容とあっていて、とてもいいプレゼントができました。 真剣に生きていれば生きているほど、自分の弱さだとかがはっきり見えてくる年齢なのかもしれません。自分が目指しているものからみるとほど遠いところにいて、どうやったって辿り着けないように思えてくる。だけど、ゴール目指して一歩一歩でも進んでいかなくてはいけない。そのため
【番外編】「高校生がもっと出てきてほしい」――「ねみんぐ!」を作った現役高校生3人組からのエール:ひとりで作るネットサービス(1/3 ページ) 「ねみんぐ!」というネットサービスを作ったのはなんと現役の高校生。熊本在住の草野さん、東京在住の安野さん、三重在住の倉世古さんが勉強の合間に作り上げた。“現役高校生”しながら「ねみんぐ!」を作り出した経緯についてアツく語ってくれた。 「ひとりでつくるネットサービス」第22回は番外編として、現役高校生3人がつくっている「ねみんぐ!」を取り上げる。「ねみんぐ!」は画像をアップロードするとユニークな名前を付けてくれるというサービスだ。プログラミングコンテストで出会った、遠隔地に住む3人。彼らがネットサービスを作り上げるに至った経緯はどういったものだったろうか。 3本の糸を結ぶ、運命のスピーチ 「国民全員にプログラミングの楽しさを知ってもらいたいと思ってい
速水健朗新刊(ソフトバンク新書)。おもしろかったです! 前作「タイアップの歌謡史」はやや趣味性のつよい題材でしたが、今回はより一般的、また誰もが興味を示すであろう旬な話題を取り上げ、タイトルや帯の扇情的な雰囲気もやる気じゅうぶん。本全体が、売れる感に満ちあふれている。来たな、とおもった。中田英寿の引退メッセージを引用したイントロダクションから、「自分探し」というキーワードが様々に展開していく構成にもぐっときました。 とはいえ、わたしはこの本を気軽に読める気がしなかった。「いるよねー、探しちゃってる人」と、のんびり嘲笑できる立場にはないような感じがしたのである。たとえばポジティブ・シンキングについて。速水はポジティブ・シンキングと自己啓発の関係性を指摘しているが、このあたりはちょっとどきっとしました。なぜならわたしは、ふだんから「良いことしか言わない」「ポジティブなこと以外はいっさい口にしな
本はけっこう読む方だと思いますが、たくさん読むことで得られるメリットは、 読んだ本の数に応じた知識が得られること ではなく、 自分に合った本に出会うチャンスが得られること だと思っています。 パッとハッ 読書は人づきあいと同じで、どれだけ深くつきあえるかが問われます。深くつきあうには自分をさらけ出す必要がありますが、だからこそそれに応えてもらえる、という呼応関係が生まれます。 機会があれば改めて詳しくご紹介したい本ですが、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』という本に次のような一節があり、ハッとさせられます。 ちょっと見ただけで、パッと全体をつかむ人がいますが、実はそういう人がいちばん危険です。本質的なものを見逃していながら、そのことに気づかずに、分かったような気になって誤った判断をし、誤った行動を起こしてしまう可能性があるからです。(p.33) ここで、ハッとされた方は、今回ご紹介
何故こんな子を育てられないか日本の教育は真剣に反省すべきだ。すげーうらやましいよ。僕は英語の勉強がすごく苦手で中学を留年し、高校を中退し、大学でも留年した。けれども小学校の頃は英語が好きだったし、予備校時代から英文のBYTEやWIREDは読んでいたし、大学1年の頃から仕事で米英に足を伸ばしていたし、今も外資系ソフト会社で本社の役員相手にプレゼンしたり、日々英文メールを打って仕事してる。けれど受験英語は今も昔もさっぱりだ。 最近はインターネットなどで「知識の高速道路」が整備され、どんな分野であれ一気に高いレベルに行けるといわれていますが、この分野では英語の壁は高いんです。大人であれば英語が読めるからよいのですが、低年齢でITの分野を学ぼうと思っても、英語ができないと途中までしか行けないのです。 彼は「知識の高速道路」を疾走できたが僕はすごく遠回りをした。中高時代はネットがなかったからね。新聞
かつて物書きになりたかった僕は、書き手としてどう世界に関わるかについて悩みがあった。それは結局のところ物書きにとっての成果物とは何だろうかという問いである。大学が決まってITライターとして駆け出しの頃、この業界で稼ぐには「文化的雪かき」の如く情報を右から左に流していくしかないように感じた。僕が渇望していたのはそうではなく、自分にとって社会的価値があると考えられる、現実を動かす営為だった。 ここで私は、「知的生産力は、『人が思わないことを、人に届ける』能力」と書いた。あくまで「思わない」であり「思いつかない」ではない。そして「人に届ける」であって「自ら思いつく」ではない。 (略) 徹底的に考え抜くのは楽しいことだし、衝突と再発明を繰り返していれば、人はいやでもそうなっていく。しかし考え抜くことそのものは、知的な行為であっても知的生産ではないのである。誰にも語られぬ熟考は、はっきり言ってしまえ
2024年8月16日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第31回 環境フォト・コンテスト2025」へのご応募、ありがとうございました! 2024年1月15日(月) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第30回 環境フォト・コンテスト2024」入賞作品を発表! 2023年1月13日(金) プレジデント / 環境フォト・コンテスト「第29回 環境フォト・コンテスト2023」入賞作品を発表! 2022年1月14日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第28回 環境フォト・コンテスト2022」入賞作品を発表! 2021年2月8日(月) プレジデント読者のみなさまへお知らせ 2021年2月8日 2021年1月8日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第27回 環境フォト・コンテスト2021」入賞作品を発表! 2020年1月10日(金) 環境フォト・コンテス
Creativity Now 2005に参加するため、 原宿のラフォーレ・ミュージアムに行く。 始まる前に、文藝春秋の山田憲和さんと 打ち合わせ。 『クオリア降臨』の件。 ゲラの最終チェックと、 表紙のデザインについて確認する。 表紙は、かなりキックの効いた感じに なっており、 発売が楽しみである。 本番が始まり、 自分が司会をするセッション 3つが、宇川直宏さんが司会を するセッション1を挟んで進んで 行った。 最後のファッションのセッションで、 私はついに爆発してしまった。 徐々にたまっていったのである。 直接のきっかけは、ファッション雑誌を 巡る対話の中で「ざけるんじゃねえ」 となったことだが、 根本的な原因はもっと一般的で深いところに あった。 過度の一般化をするつもりはないが、 当日の会場の雰囲気を一言で言えば、 日本の「クリエーター」たちは、自分たち の世界を他者に対して語る言
「今年はこれをやるぞ!」と意気込んでワクワクしている人(含む自分)へ。 2年ほど前にヌーベルブログという今は無きブログで百式の田口さんが書かれていた内容、年初になると必ず思い出します。 残念ながら元エントリーは失われてしまっているようなので、キモになる部分だけご紹介(どこかにあるのかも…)。 「今年は何をやらないと決めましたか?」 1.今年は何の戦略、プロジェクト、活動をやらないことにしますか? (What strategies, initiatives and activities will you say no to?) 2.今年はどんな数値に注意しないことにしますか? (What measurements will you not pay attention to?) 3.今年はどんな顧客を相手にしないことにしますか? (What customers will you not tar
WEB Davinci Last update 20 Jun,2004. WuƂɂ͏cDɊ҂BvԊO WuguKN̍hɕqȕ|͂ǂꂾHvԊO eWB fڎ҂ɂ͒IŐ}v[gI ̃v`i{ 6/5UP cȐ̖{oł�Â錻݁A ̒{ɂ낢{ɏô͂ȂȂނB vĂǎ҂݂̂ȂɁA_EB`ҏW Acホテル東京銀座 東京都 Anaインターコンチネンタルホテル東京 東京都 Bulgari Hotel 東京都 The Aoyama Grand Hotel 東京都 THE GATE HOTEL 東京 by HULIC 東京都 ウェスティンホテル東京 東京都 キンプトン 新宿東京 東京都 グランドプリンスホテル新高輪 東京都 ザ・キタノホテル東京 東京都 ザ・キャピトルホテル東急 東京都 ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル 東京都 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホ
貯金やダイエットのように、続けるほどにその成果が目に見えて現れてくる習慣がある一方で、早起きやジョギングなど、長く続けてもさほど何かが変わることはない習慣もまたあります。 「続けさえすればいい」という一見すると制約のない自由なイメージが思い浮かびがちです。でも、自由であるがゆえに逆に油断が生じて「3日坊主」になりやすいといえます。走っても走らなくても結果が変わらないように感じられるため、取りかかる気持ちが削がれてしまうのです。 こうした長期戦に臨むにあたっては次の4つのアクションが漏れなく実行されているかどうかをチェックするとよいと思います。 1.許す 2.書く 3.頼む 4.知る 許す 許す対象は自分自身です。少しでもできたら「できた」ことにします。例えば、筋トレなら腕立て伏せを「10回」でもやれば、「今日は筋トレをやった」と考えるようにします。 本来であれば、腕がプルプルふるえて、「も
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