「教育費」と「老後費用」が重なってしまう高齢出産 最近は40歳代で初産という人も多いが、私が29年前に37歳で出産した頃は高齢出産が珍しかったのか、まわりからいろいろ言われた。一番多かったのは「大変だよ」という意見。なにが大変かというと体力であったり、お金だったりする。体力は人それぞれだが、問題はお金だ。 高齢出産は確かに出産そのもののリスクが高い。そのため、ただでさえ不安な人に「この先も大変なことが続くよ」なんて脅しをする人の気が知れない。だから今回は高齢出産しようとする人の気持ちがちょっとは明るくなるような高齢出産の隠れた利点をご紹介しよう。 一般的に高齢出産のお金の問題は、「子供にかかる教育費」の負担と「自分の老後への蓄え」の時期が重なることだ。例えば、30歳で出産すると子供が20歳前後の一人前になっても親は50歳前後なので、それから退職までの10~15年ほどの間、老後に備えることが
![高齢出産の「意外なメリット」を知っていますか?「相続」や「介護」を経験すると見えてくる「理想的な親子の年齢差」(長野 郁子) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/12bd665e88395ee084e536ec702e6c63196546be/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F4%2F1200m%2Fimg_5437c4774011de2cfb02ebf7cc03d43c94605.jpg)