本書は、山梨県立精神保健福祉センター所長、山梨県都留児童相談所所長などを歴任され、現在、東京都立小児総合医療センター児童・思春期精神科部長を務めておられる近藤直司氏によって書かれた、より良いアセスメントやケース・カンファレンスを行うために必要なアセスメント技術を、分かりやすいケース・レポートの具体的な書き方・効率的なケース・カンファレンスの進め方を解説することを通じて示したハンドブックです。 内容は以下の通りです。 第1章 ケースレポートについて考える 第2章 5分間でケースをレポートする 第3章 アセスメントのためのフォーマット 第4章 フォーマットの応用編とその他のフォーマット 第5章 レポート例とフォーマットの記入例 第6章 個人演習 第7章 グループワーク 第8章 有意義なケース検討会議にするために 第9章 ケース検討会議におけるケースレポートについて 第10章 「より深くわかる」