安倍総理がいくら「アベノミクスは失敗していない」と声高に叫ぼうとも、得られない「景気が良くなった」という実感。メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さんは、「日本に今までの経済理論は成り立たない」とし、今と同じく成長がほとんどなかった江戸時代中期以降の「実心・実学の思想」の現代への適合を訴えています。 成長を前提とした経済学の変革期 NHKの番組「欲望の資本主義」で資本主義の問題点をチェコの経済学者セドラチェフ氏が成長を前提とした経済理論に問題があるとしていた。それでは、どのような経済学にする必要があるのであろうか? その検討。 現在の行き詰まり リフレ派の経済学が行き詰まっている。いくら量的緩和をしても、皆が消費せずに、景気は停滞している。その上に円安がなくなり、外需期待の景気回復シナリオも壁に突き当たっている。 結果と原因を逆転したことによる誤りであると分かり始めた。クルーグ
![アベノミクスの憂鬱。精神的に向上心のない経済はバカなのか? - まぐまぐニュース!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95081710179cd737bafb8e65d62f3c3106531afc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mag2.com%2Fp%2Fnews%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F06%2Fshutterstock_255560329.jpg)