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ブックマーク / www.dtmstation.com (243)

  • AIに頼らない、高度な数学的手法を用いたサチュレーションプラグインKRAFTUR|DTMステーション

    一時期話題となったチートEQのGULLFOSSを開発したSOUNDTHEORY社から、新作プラグインのKRAFTURが登場しました。KRAFTURは、マルチバンドのサチュレータプラグインとなっており、大きくサウンドは変えたくないけれど、なにか物足りない音素材やミックスに活力を与えることが可能となっています。アナログ機材を通したときに求めるような、倍音感や艶をコントロールすることができ、絶妙ながらもクオリティを左右するポイントを調整可能。もちろん、もっと変化を付けたい場合にも使用でき、ダイナミクスを維持したまま、ドラムにパンチ感を加えたり、ボーカルの存在感をコントロールしたり、ストリングスに明瞭さを加えたりすることができるようになっています。掛かり方は非常にナチュラルで、サチュレーションはこれ1個あれば十分なほど、自由自在な調整を感覚的に行えるようになっています。 ちなみにSOUNDTHEO

    AIに頼らない、高度な数学的手法を用いたサチュレーションプラグインKRAFTUR|DTMステーション
  • Arturiaが開発した夢のシンセサイザ、AstroLabはDTMとステージキーボードが交錯する究極の世界を実現|DTMステーション

    すでにご存じの方も多いと思いますが、今年4月にフランスのArturia(アートリア)が同社初となるステージキーボード、AstroLab(アストロ・ラボ)を発表し、大きな話題になりました。税込実売価格が279,840円とかなりいいお値段ではありますが、初期ロットは即完売。その後、なかなかモノが日に入ってきていませんでしたが、先日ようやく潤沢に入ってきたようで、私も実物を試すことができました。ステージキーボードと聞いて、ふ~ん…と受け流していた方も少なくないと思いますが、これはある種、革命的ともいえる究極のシンセサイザなんです。 というのも、これはProphet5にもDX7にもJupiter-8にもMinimoogにも……と数多くのビンテージシンセに変身して使えるスタンドアロンのシンセサイザであり、シンセサイザエンジンとしてはバーチャルアナログ、サンプリング、ウェーブテーブル、FM、グラニュ

    Arturiaが開発した夢のシンセサイザ、AstroLabはDTMとステージキーボードが交錯する究極の世界を実現|DTMステーション
  • 位相の扱いが、プロエンジニアとアマチュアの境界線。そんな境界線をワンクリック壊すAuto-Align 2|DTMステーション

    みなさんは、位相についてどこまで重視して音楽制作を行っていますか?ボリュームバランス、定位、EQやコンプ、リバーブといったエフェクトよりも優先度を低く捉えていませんか?まったく同じ2つのトラックの片方を逆相にすれば音は消えますが、普通に音楽制作しているときに完全に音が消えるというのはほぼありません。なので、多少位相がずれていても、そういった音色なのかと思いやすく、位相のずれが問題に上がることが少ないように感じます。 ミックスの基礎を紹介している動画などでも、ボリュームやパンの操作、EQやコンプの使い方がメイン。位相の話が飛ばされることしばしば。しかし、そこにプロとアマチュアの境界線があるのです。ミックスの下準備ともいえる、トラック整理やエディットと並んで、まず行うのが位相の調整。これを行わないと、音の抜けが悪くなったり、低音域が薄くなってしまったり、パンチ感が出なかったり、音質が劣化したり

    位相の扱いが、プロエンジニアとアマチュアの境界線。そんな境界線をワンクリック壊すAuto-Align 2|DTMステーション
  • 声優、井上喜久子さんがCVの『桜乃そら』がAIでほぼ人間に!VOICEPEAKとSynthesizer Vで8月24日発売開始|DTMステーション

    声優の井上喜久子さんがCVを務めるキャラクタ、桜乃そら(読み方:ハルノソラ)。これまで喋るソフトとしてはVOICEROID2、歌うソフトとしてはVOCALOID5で製品が販売されていました。その桜乃そら誕生5周年というタイミングに合わせ、この度新たなバージョンが誕生することが7月25日に発表されるとともに、その翌日、7月26日に、井上喜久子さんご人も登場する「AHS公式生放送」という形での発表会が開催されました。 その新バージョン、入力文字読み上げソフトとしてはVOICEPEAKを、歌声合成ソフトとしてはSynthesizer Vを使う形で製品化され、「VOICEPEAK 桜乃そら」、「Synthesizer V AI 桜乃そら」という2製品が8月24日にパッケージ版、ダウンロード版で発売されます。いずれのソフトもWindowsMacLinuxの環境で動作するため、使えるユーザーが大

    声優、井上喜久子さんがCVの『桜乃そら』がAIでほぼ人間に!VOICEPEAKとSynthesizer Vで8月24日発売開始|DTMステーション
  • もはや仮歌は自分の歌でOK?AIでボーカルを自在に差し替えるSoundID VoiceAI。声を楽器に差し替えることも|DTMステーション

    毎日のように、新たな生成AIのシステムが発表され、1年前には想像もつかなかったような時代に入ってきていますが、また非常にユニークで画期的なシステムが登場してきました。ヨーロッパのラトビアのメーカー、Sonarworksが開発したSoundID VoiceAI、というもので、ボーカルトラックをまったく別のシンガーが歌ったものに差し替えるというソフトです。つまり歌詞やメロディーはそのままに、違う歌声に差し替えることができる、というわけです。それに近いことはSynthesizer Vの「オーディオ・ノート変換」機能を利用することで実現していましたが、SoundID VoiceAIではプラグインエフェクトとして声を変換できるため、より手軽に扱えるほか、非常に多くのシンガーが利用できるというのがメリットとなっています。 さらにSoundID VoiceAIがすごいのは変換ターゲットが必ずしも人間のボ

    もはや仮歌は自分の歌でOK?AIでボーカルを自在に差し替えるSoundID VoiceAI。声を楽器に差し替えることも|DTMステーション
  • スタンドアロン版も開発中。サンプリング音源には不可能な演奏をリアルに再現するAI音源、Melismaがヴィオラや合唱にも対応し、さらに進化|DTMステーション

    昨年12月に発表され、DTM、シンセサイザの世界での革命ではないか、と大きな話題になったMelisma(メリスマ)。これは神楽音楽出版という日のベンチャーが開発したシステムで、譜面で演奏情報を渡すとリアルに演奏してくれる、というもの。現在はβテスト版として公開されています。ご存じの通り、サンプリング音源も非常に優秀で、ピアノやドラムなどは物と区別がつかないレベルになっていますが、弦楽器や管楽器となるとそうはいかないのも現実です。 そうした中、昨年、彗星のように登場したMelismaはヴァイオリン、チェロ、オーボエの演奏をAIが生成してくれるというもので、サンプリング音源では絶対不可能な絶妙なニュアンス、アーティキュレーションも再現してくれます。そのMelismaは、登場以来進化を続けており、より表現力豊に成長すると同時に、ヴィオラにも対応したことで、弦楽がほぼオールラウンドでカバーでき

    スタンドアロン版も開発中。サンプリング音源には不可能な演奏をリアルに再現するAI音源、Melismaがヴィオラや合唱にも対応し、さらに進化|DTMステーション
  • DTM用USB-MIDIキーボードとしても最適!軽量でスピーカー内蔵76鍵のカシオトーン、CT-S1-76が誕生|DTMステーション

    6月20日、カシオから76鍵のカシオトーン、CT-S1-76が発表され、6月27日より発売が予定されています。コンパクトで軽量ながらアンプ出力6.5W+6.5Wのスピーカーを内蔵し、これ単体で演奏できるキーボードでありつつ、USBでコンピュータと接続すればDAWと連携する便利なUSB-MIDIキーボードとしても利用可能。オプションのワイヤレスMIDI&AUDIOアダプターであるWU-BT10を利用すればBluetoothでオーディオを飛ばしたり、Bluetooth-MIDIでWindowsMac、さらにiPhone/iPadAndroidなどと接続してプレイすることも可能となっています。 これまで61鍵のCT-S1という機種があったので、このCT-S1-76はその鍵盤数を増やしたモデルという位置づけではあるのですが、単に鍵盤数が増えただけでなく、内蔵スピーカーの出力が大きくなったり、i

    DTM用USB-MIDIキーボードとしても最適!軽量でスピーカー内蔵76鍵のカシオトーン、CT-S1-76が誕生|DTMステーション
  • 新設計ドライバー搭載、DSP処理性能2倍となった、自動音場補正システム内蔵のモニタースピーカー iLoud MTM MKII|DTMステーション

    コンパクトな筐体はそのまま、ドライバーが進化し、DSP処理能力も2倍になった 新登場したiLoud MTM MKIIは、見た目は大きく変わっておらず、コンパクトなサイズ感、デザインコンセプトはそのままに、中身がかなり進化しています。そもそもiLoud MTMは、iLoud Micro Monitorの上位モデルとして開発されたモニタースピーカーで、1インチのツイーターを2基の3.5インチウーファーで挟み込んだ特徴的なデザインをしています。そんなミッドウーファー、ツイーター、ミッドウーファーという上下左右対称のMTM設計。さらには、ウーファー/ツイーター間のタイムアライメントによって、近距離でモニターしても低音域、高音域が同時に耳に届くため、何時間でも疲れないリスニングを可能としています。 仮想同軸とも呼ばれるMTM設計により、ニアフィールドでもウーファーとツイーターの再生音が分離せず、一点

    新設計ドライバー搭載、DSP処理性能2倍となった、自動音場補正システム内蔵のモニタースピーカー iLoud MTM MKII|DTMステーション
  • AIがサンプリングの常識を根底から覆す。AKAI MPC Stemsの破壊力|DTMステーション

    すでにご存じの方もいると思いますが、3月26日、AKAI ProfessionalがMPC Stemsなるアドオンソフトを1,725円(税込みダウンロード価格)でリリースし、世界中に衝撃が走っています。これはMPCでサンプリング素材を取り込んだ際にサウンドをステムに分解してくれるというシステムで、具体的にはドラム、ベース、ボーカル、その他の4つにキレイに分離してくれるというもの。たとえばある楽曲のキックだけを切り出したいとか、ボーカルのこの一部を切り出したいといったことが簡単にできてしまうというシステムなのです。 AKAI自身もMPC Stemsについて「歴史的MPCイノベーション」と表現していますが、まさに35年以上のMPC歴史の中で、これまで到達できなかった夢のような制作環境を実現できる画期的なツールだと位置付けているのです。このMPC StemsはMPC Live、MPC Live

    AIがサンプリングの常識を根底から覆す。AKAI MPC Stemsの破壊力|DTMステーション
  • DX7も完全に再現。YamahaとSteinberg共同開発の8オペFM音源も搭載したHALion 7が発売開始。HALion Sonic 7は無料に|DTMステーション

    ソフトウェアサンプラーの代名詞的ソフトの一つであるSteinbergのHALionがバージョンアップし、HALion 7として発売されると同時に、そのエンジンを持ったプレイバックサンプラーであるHALion Sonic 7が無料化されて登場しました。以前のバージョンでも、すでにサンプラーの枠に収まらず、さまざまなシンセシスエンジンを搭載した超強力インストゥルメントであったHALionですが、今回はYamahaと共同開発したFM音源を搭載したのが大きなポイント。DX7を再現できるのはもちろんですが、最大8オペレーターまで利用可能で、数多くの機能も装備した最新鋭のFM音源に進化しているのです。 それに対し無料化されたHALion Sonic 7はあくまでもプレイヤーという位置づけとなり、各サウンドライブラリは別売となっています(一部無料のサウンドライブラリもあり)。もちろんHALion 7とH

    DX7も完全に再現。YamahaとSteinberg共同開発の8オペFM音源も搭載したHALion 7が発売開始。HALion Sonic 7は無料に|DTMステーション
  • 数々のヒット商品を生み出した天才エンジニア、Marcus Ryleさんと話をしてみた!|DTMステーション

    古くはOberheimのシンセ、MATRIX12やAlesisのデジタルレコーダー、ADATやADAT-XT。また同じくAlesisのシンセ、QuadraSynthをはじめとするQSシリーズ、さらにDigidesignのSampleCell、そしてLine 6のPODシリーズ……と数々の革命的製品ともいえる機材を開発に関わってきた一人の天才エンジニアがいます。それが、以前「オリジナルPODよりも高性能だったMobile In/Mobile POD」という記事の中でもちょっと触れたことのある、Line 6の共同創業者のマーカス・ライル(Marcus Ryle)さん(以下敬称略)。 先日、プライベートで来日された際に、お会いして話を伺うことができました。天才エンジニアとして以前から噂は聞いていたので、一度会ってみたいと思っていたのです。実際会ってみるととっても気さくな方。彼の生み出してきたこれ

    数々のヒット商品を生み出した天才エンジニア、Marcus Ryleさんと話をしてみた!|DTMステーション
  • 10秒の歌声を学習し、リアルタイムにその声になれるAIシステム、VocoflexをSynthesizer VのDreamtonicsが発表|DTMステーション

    いま最先端を行くAI歌声合成ソフトのSynthesizer VやAI音声合成ソフトのVOICEPEAKなどを手掛けるDreamtonicsが、また新たな画期的なシステム、Vocoflexなるものを発表されるとともに、そのベータ版が公開されました。これは人の歌声を10秒程度録音して、その場でAIに学習させると、誰でもその歌声にリアルタイム変換できるというユニークなシステム。WindowsMacの環境で動かすことができ、マイクに向かって歌えばその場で変換するし、VST/AUのプラグインとしてDAWに挿せば、ボーカルトラックをその学習した人の歌声に変換することができるという、驚くべきソフトです。 単にその10秒程度録音した人の歌声に変換できるだけでなく、AIが歌声を学習し、分析した結果を独特な手法でグラフィック化するUIを採用しているのもユニークな点。その結果、人の歌声の特徴をグラフィックで表

    10秒の歌声を学習し、リアルタイムにその声になれるAIシステム、VocoflexをSynthesizer VのDreamtonicsが発表|DTMステーション
  • 20年ぶりのモデルチェンジ。DTMにピッタリなヤマハの小型モニタースピーカー、MSP3Aを試してみた|DTMステーション

    先月、発表していたので、すでにニュース記事などを通じてご存知の方もいらっしゃると思いますが、ヤマハが4インチ(ウーファーサイズが10cm)の小型モニタースピーカー、MSP3Aを2021年2月下旬より発売します。これまでのロングセラー製品、MSP3の20年ぶりのリニューアルとなる後継モデルの誕生です。コンパクトなので、小さなデスクでも設置しやすく、持ち歩いて出先のスタジオなどでモニター環境を構築するのにも便利に活用できそう。価格的にも115,800円(税別)と手ごろなため、これからのDTMの定番モニターとなるであろう製品です。 私個人的には、普段一回り大きい5インチのMSP5 STUDIOというものを使っているのですが、取り回しのしやすさという面ではMSP3Aが便利なのも事実。そのMSP3Aを一般の発売より一足早く試すことができたので、手元にあるMSP5 STUDIO、そして旧モデルのMS

    20年ぶりのモデルチェンジ。DTMにピッタリなヤマハの小型モニタースピーカー、MSP3Aを試してみた|DTMステーション
  • 自宅をレコーディングスタジオに作り変えるNEUMANNのモニタースピーカー、KH 80 DSPのキャリブレーションを試してみた|DTMステーション

    11月に入り、今年もInter BEEの時期がやってきました。Inter BEEは最新テクノロジを網羅した国内最大のメディア総合イベント。日随一の音と映像と通信のプロフェッショナル展として、毎年この時期に千葉県の幕張メッセで開催されるもの。昨年はオンラインのみ開催だったので、リアルイベントとして開催されるのは1年ぶりとなりますが、プロオーディオに関する最新製品や最新技術が一堂に会するので、音に関する仕事をしている人であれば、ぜひ行っておきたいイベントです。 今年も数多くの製品が展示されるはずですが、ここでピックアップするのは、Sennheiserのブースで展示される予定の、NEUMANNのモニタースピーカー、KH 80 DSP。以前にもDTMステーションの記事で紹介したことがありましたが、発売されてから3年が経過した今年3月にキャリブレーション用測定マイクのMA 1が登場したことにより、

    自宅をレコーディングスタジオに作り変えるNEUMANNのモニタースピーカー、KH 80 DSPのキャリブレーションを試してみた|DTMステーション
  • 自宅をレコーディングスタジオに作り変えるNEUMANNモニタースピーカーのお得なセットMonitor Alignment Kitが発売!|DTMステーション

    これを見るとわかる通り測定マイクのMA 1、デスクトップ用のモニタースピーカーであるKH 80 DSP、それにサブウーファーのKH 750 DSPの組み合わせがそれぞれ違っています。発売日はいずれも2022年1月13日(木)で、数量限定の販売。 KH 80 DSPは、以前「あのNEUMANNが打ち出すDSP内蔵、小型モニタースピーカー、KH80DSP誕生」や「DSPとLAN端子を搭載し、iPadで調整できるNEUMANNの小型モニタースピーカー、KH 80 DSPの威力」で紹介したことのあるモニタースピーカーです。 自宅をレコーディングスタジオに作り変える、NEUMANNのモニタースピーカーKH 80 DSP サイズは、4インチのウーファーなので、とってもコンパクトで、狭い作業スペースでも余裕で設置できるのも重要なポイント。とはいえ、ピーク出力で120W+70W(ウーファー+ツィーター)と

    自宅をレコーディングスタジオに作り変えるNEUMANNモニタースピーカーのお得なセットMonitor Alignment Kitが発売!|DTMステーション
  • 人気のDSP音場補正エンジンを搭載した6.5インチモニタースピーカー NEUMANN KH 150を使ってみた|DTMステーション

    ※セルフノイズ:100dB SPL/0dBに設定、全高調波歪み:95dB SPL/1m、最大SPL:フルスペース/3%THD/1m 使用しているツイーターユニット(高域用ユニット)が同じなので高域部分の特性はほぼ同じですが、低域再生能力が大きく異なります。KH 150はなんと39Hzという超低域から再生可能となっていました。 KH 150の周波数特性。EDMのベースや生楽器の低音もカバーできる39Hz〜という低域再生能力を誇る。 8.25インチという大型のウーハーを備えるKH 310でも34Hz〜となっていますから、比較してみるとかなり高い低域再生能力を誇っていることがわかるでしょう。サブウーハー無しで豊かな低域を望む場合はKH 150かKH 310の2択になりそうです。モニターアライメント機能が必要な場合、KH 310は非対応なのでKH 150一択になりそうです。 豊かな低域を生み出すバ

    人気のDSP音場補正エンジンを搭載した6.5インチモニタースピーカー NEUMANN KH 150を使ってみた|DTMステーション
  • たった5万円で、ハードウェアの音場補正システムが導入できる!?常識を打ち破ったIK MultimediaのARC Studio|DTMステーション

    IK Multimediaからスピーカーを補正してくれるシステムARC Studioが発売されているのは、ご存知でしょうか?これは、2007年に登場した音場補正システムARC Systemの最新版で、これまでソフトウェアで補正する必要があったものが、ハードウェアのDSPによるプロセッサーで処理できるようになった機材。スピーカーにDSPが内蔵されていて、ルーム音響を補正してくれる機材は、いくつか存在していますが、そのどれもが価格は10万円をゆうに超えてきます。また、ARC Studioのようにハードウェアで処理する機材も存在はしていましたが、100万円前後するなど、なかなか手が届きませんでした。 そんな中登場したのが、ARC Studioです。ARC Studioは、DSPプロセッサーユニット、測定マイク、ARC 4ソフトウェアがセットになった製品で、自分の持っているスピーカーを部屋の環境に

    たった5万円で、ハードウェアの音場補正システムが導入できる!?常識を打ち破ったIK MultimediaのARC Studio|DTMステーション
  • 16ビットゲーム機、メガドライブのサウンドが蘇る!4オペFM音源+PSG+PCMのGrooveBox、LIVEN MEGA SYNTHESISが誕生|DTMステーション

    SONICWAREがメガドライブのサウンドを再現 SONICWAREは東京・池袋にある日のベンチャー楽器メーカー。ユニークな楽器を次々と生み出していますが、「どんな音でもイカしたローファイ・サウンドに仕立て上げるレトロ・サンプリング音源、LIVEN Lofi-12発売開始」、「チップチューンからFMサウンドまで、日のベンチャーSONICWAREが開発したガジェット型シンセ、LIVEN 8bit warps誕生」などLIVENシリーズや、「ゲームボーイ風小型サンプラー、SmplTrekの詳細が明らかに。小さいながら楽しくスゴイ機能が満載」という記事で紹介したSmplTrekなど、さまざまな機材を開発・販売しています。 メガドライブを想起するカラーリングになっている 今回発表されたLIVEN MEGA SYNTHESISは、その“MEGA”という名称や、ボディーカラーからも分かるとおり、当

    16ビットゲーム機、メガドライブのサウンドが蘇る!4オペFM音源+PSG+PCMのGrooveBox、LIVEN MEGA SYNTHESISが誕生|DTMステーション
  • AIによる楽器サウンド合成システム、Melisma(β)が爆誕。サンプリングでは不可能だったリアルさを実現|DTMステーション

    12月8日に、またDTMの世界に新たな扉が開かれました。これまでもSynthesizer VをはじめとするAIを使った歌声合成のソフトはありましたが、今回誕生したMelisma(メリスマ)は、ヴァイオリンやオーボエ、チェロ……といった楽器を合成するシステムのβテスト版。もちろん、こうした楽器を再現するソフトとしては、これまでサンプリングを使った音源が数多くあり、まさにリアルな音で演奏できていました。でもサンプリングだと、たとえばタイやスラーでつないだ長い音符などとなると、どうしても限界があったし、ピチカート、トリル、フォール…といったアーティキュレーションでも表現の範囲が限られていました。 このMelisma(β)では、実際の演奏をディープラーニングしたものを元に演奏音を合成する、いわゆる生成AIのシステムで、サンプリングでは不可能だったリアルな演奏サウンドを作り出すことができるのが最大の

    AIによる楽器サウンド合成システム、Melisma(β)が爆誕。サンプリングでは不可能だったリアルさを実現|DTMステーション
  • Synthesizer VがDTM界にまた新たな革命!人の歌声から音程と歌詞を抽出して再合成。ARA 2対応でDAWとの有機的な融合も実現|DTMステーション

    ボーカルをMIDIに変換し、歌詞も抽出 今回発表されたSynthesizer V Studioのバージョンは1.11.0 b1(β版)と、11番目のバージョンとなるのですが、今回も従来と同様にユーザーに対しては無償のアップデートとなっています。普通であればメジャーバージョンアップというか、新製品といってもいいほどの革新的なアップデートを繰り返してきているのに、「無償アップデートで大丈夫なの?」とこちらが心配になってしまうほどではありますが、その気前の良さがSynthesizer Vユーザーを飛躍的に増やしてきている大きな要素ともなっているのだと思います。 今回も、まさに革命といってもいい機能を実現しているので、まずは以下の動画をご覧ください。 何をしているかお分かりいただけたでしょうか?これは、声優・小岩井ことりさん歌唱による「ハレのち☆ことり♪」のボーカルのWAVをSynthesizer

    Synthesizer VがDTM界にまた新たな革命!人の歌声から音程と歌詞を抽出して再合成。ARA 2対応でDAWとの有機的な融合も実現|DTMステーション