なぜマスコミは「マスゴミ」と呼ばれるのか---。筆者の体験談,友人たちの座談会を通じ,この問題について考えてきた(関連記事1,関連記事2 )。今回はさまざまな事象の深層に迫る総合情報誌「FACTA 」を発行するファクタ出版の発行人兼編集長・阿部重夫氏とITジャーナリスト・佐々木俊尚氏の対談により,三たび,この問題について考える。2人はマスコミの根底には時代錯誤の舞台装置があるとし,記者の個人能力向上による脱却が重要なカギを握ると指摘する。 真のジャーナリズムは調査報道にあり なぜマスコミが「マスゴミ」と呼ばれるのか,その問題点と解決策について,2人の対談を通じて考えていきたいと思います。まず,阿部さんがFACTAに至るまでの経緯と背景について教えて下さい。 阿部氏:日本経済新聞社に入社し,基本的には事件を追いかけることが仕事の社会部の記者として出発しました。当時,一番大きな経験をしたのは世
財務省、会見場に「日の丸」掲揚→記者ら「違和感持つ国民が!」と抗議 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ 投稿日:2008/10/17(金) 14:40:18 ID:??? 財務省会見場に「日の丸」を掲揚 財務省は十七日、中川昭一財務・金融担当相の閣議後会見を機に会見場に日の丸を掲揚し、会見を主催する財務省の記者クラブ・財政研究会(北海道新聞社など国内外の新聞、放送、通信各社が所属)の一部の記者が「国民の中には違和感を持つ人もいる」などと抗議した。会見自体に大きな混乱はなかった。中川財務相は「世界に発信する場という認識で国旗掲揚は当然だ」と述べた。 財務省は国旗国歌法に従った措置であると事前に説明。財政研究会は九月末から 対応を協議したがまとまらず、賛成、反対、態度保留などの意見を添えて「慎重に判断を」と 財務省に求めていた。中央省庁では既に、首相官邸、外務省な
日本の大小多数のメディアのニュースを 配信する共同通信。圧倒的な影響力を持 つが、斎藤氏は、共同が配信するニュー スだけではなく、できるだけ多くの新聞 やメディアに目を通して、事実関係を把 握すべきであると指摘する。写真は東京 汐留にある共同通信本社ビル。 大手マスコミのOBが実名で、自社の内幕を描いた暴露本を出版するという興味津々の”事件”が起きた。日本を代表する共同通信社の元政治部記者、斎藤史郎さんがその人だ。社内の「記事審査室」勤務時代に遭遇したニュース記事をめぐるスキャンダラスなエピソードを『ザ・記事審』(新聞編集センター)にまとめ、このほど出版した。 記事審こと記事審査室とは、経験豊かな記者やデスクOBから構成され、共同が配信した記事や写真を他紙と見比べながら事後審査するセクション。審査の結果は、1週間分まとめて「記事審査」と題した冊子に印刷されるが、この中身がなかなかセンセーシ
電凸が引き起こしたすさまじい破壊力 毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が女性蔑視の低俗記事を長年にわたって配信し続けていた問題について、この一か月の間、毎日新聞社内外のさまざまな人と会った。 その結果わかってきたのは、この事件が毎日のみならず新聞業界全体に与えたインパクトた影響は皆さんが想像しているのよりもずっと大きく、その破壊力はすさまじい状況を引き起こしているということだ。これはインターネットとマスメディアの関係性を根底からひっくり返す、メルクマールとなる事件かもしれない。 何が起きているのかをざっと説明しておこう。まず最初は、ウェブサイトへの広告から始まった。ご存じのように毎日のニュースサイトである「毎日jp」の広告は、7月中旬から一時全面ストップした(現在は復活している)。毎日に広告を配信するアドネットワークを運営しているヤフーが、広告供給を停止したからだ。名前は公開で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く