今回の本は、古川健介さんという方のサイト(ロケスタ社長日記)で紹介されていて、おもしろそうだなと思い買ってみたら、自分としては当たりでした。自分が好きな感じのシンプルな本です。 ワークモデル分析とは何のためにやるのだろう? 例えば、ユーザー調査の結果(『Aさんの携帯電話の使い方』)から、ヒントを探したいときに、こういう考え方で切ってみるのはとてもいいんじゃないかと思います。もともと、こういう資料を見てすぐにおもしろい!と食いついて、読む前と後では自分が変化した!と感じるタイプの人と、ポカーンとしてしまうタイプの人がいます。 ワークモデル分析というのは、自分は「資料を色々な視点から切ってみるための質問」だと思っています。つまり、例えばシークエンスモデルでの分析は「この人は、時系列ではどんなことしてたの?図に描いて説明してみて」と言われてるのと同じことです。説明しようとすると、よく資料を読まな
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