プロダクトマネージャーカンファレンス 2022のキーノートセッションで、Niantic CPOの河合さんが「PMに求められる力は何か?」という問いに「会社のフェーズとか担当しているプロダクトの規模感で求められる力はあまり変わらないと思っていて、その人に何かを任せた時に自分が夜寝られるか?それだけ。その単位が小さいフィーチャー1つなのか、プロダクト1つなのか、プロダクト群なのか、会社1つなのかで、PMは段々と評価をされていく」といったことを答えていました。まさにそれ!と思いました。 現在僕は所属するChatworkで12名所属するプロダクトマネジメント部のマネージャーを担っていて、採用やカジュアル面談でも「PMとして何かできれば良いですか?」「どういう期待がありますか?」といった質問を投げかけられることもあり、やはりこの辺りで悩んでいるPMの方も多いのかなと思っています。 ということで、本稿
※今回はほぼ実話です。 システム開発会社勤務 プログラマーワイ ワイ「さあ、今日も開発をしていこか」 ワイ「とあるWebサービスの管理画面を作らなアカンのや」 ワイ「今日は、どんな機能を作らなアカンのやったかな」 ワイ「せや、クライアントさんからもらった機能一覧.xlsを見てみよか」 ワイ「あとは、デザインデータも見ながら、詳細設計書でも作っていこか」 ワイ「・・・ふーむ、作るべき機能の一覧は書いてあるんやけど」 ワイ「なんか、やる気が出ぇへんなぁ」 ワイ「仕方ないから、社内のSlackで愚痴っとこか」 ワイ「今のプロジェクト、誰のために何を作ってるのかがイマイチ分からんから」 ワイ「モチベーションが上がらへんなぁ」 ワイ「この管理画面を使って、どんな課題を解決したいのか」 ワイ「どういう風にユーザーさんの業務をうまく回したいのか」 ワイ「そんなんがピンと来てないから、作るべきモノもはっき
こちらはプロダクトマネージャー Advent Calendar 2021 の21日目の記事です。 なんと10ヶ月ぶりのブログ投稿となってしまいました…! 久津(ひさつ)と申します。現在はGLOBISで法人向けプロダクトのPMをやっており、これまでのキャリアでエンジニア→プロジェクトマネージャー→プロダクトマネージャーという順で経験を積んできております。 この記事では、プロダクトマネジメントに活きるウォーターフォールプロジェクトマネジメントの経験について書きます。現在プロジェクトマネージャーで今後プロダクトマネージャーへのジョブチェンジを考えられている方、既にプロダクトマネージャーだがプロジェクト推進で悩まれている方の参考になればいいなと思っております。 プロダクトマネジメントとプロジェクトマネジメントの違い これについては説明されている記事や書籍が腐るほどあるので割愛します。こちらの記事が
この記事に関連する話題: プロダクト開発者に求められる、これからの「倫理」の話をしよう。 プロダクトマネージャー (PM) としてのこれまでの私的な経験を踏まえて、『プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで』を読んで思ったことをつらつらと。 (8/12 追記)冒頭で示しているように、本記事ではPM=プロダクトマネージャーとして表記しています。後述の通りPMとプロジェクトマネージャーは異なるものであり、後者に対して略記は用いていません。 プロダクトマネージャーは本当に“魅力的な職業”か “完璧な世界”など存在しない 良かった点 「PMはミニCEOである」という言説や「PMとプロジェクトマネージャーの違いは?」というよくある質問に対する補足 「プロダクトの成功」を定義するところから始めることの重要性 PMの武器は信頼、情熱、共感、
Scrum.orgの認定トレーニングであるPSPOを受講した際に、トレーニングの中で出てきたプロダクトオーナーの成熟度レベルについて、Scrum.orgのブログに記事があったので、著者のRobbinに連絡をして、許可をいただいたので、記事の翻訳をこちらにアップします。 元の記事はこちら https://www.scrum.org/resources/blog/growing-product-owner-five-product-owner-maturity-levels プロダクトオーナーの役割は、組織において様々な異なる方法で実装されています。プロダクトオーナーの責任と権限は、組織、部門、チーム、そしてプロダクトオーナーによって異なります。これは、人が成長しなければならない役割であることから、ある程度は説明できます。この役割には、いくつかの特定の能力と考え方が必要です。さらに、多くの組織
**なお、OYO Japanはソフトバンク・ソフトバンクビジョンファンド・OYOを株主として、引き続きホテル・旅館事業を新体制で展開していくので、引き続き応援お願い致します! 感謝とお詫び個人的な振り返りに入る前に、まずは、改めてこの場で、OYO LIFEの関係者の皆様にお礼とお詫びを申し上げたいと思います。 まずは、OYO LIFEに物件を提供頂いたオーナー・管理会社の皆さま、OYO LIFEに入居いただいた皆さま、応援していただいた皆さま、ご協力いただいた仲介事業者様・パートナー企業様、そしてチームの皆さま・株主の皆さま、これまでご支援いただき誠にありがとうございました。 サービス発表時の事前申込は1万人を超え、リリース時の最初の数百物件も即日完売し、SNSでも大きな反響を生みました。その後、我々は「100万室獲得」という壮大な目標を掲げ、単なるマンスリーマンションサービスではなく、新
日本でも徐々になじみの出てきた「プロダクトマネージャー(PM)」ですが、その役割や認識は業界、企業、人によってさまざま。これという正解はなく、みな手探りでプロダクトに向き合っているでしょう。そこで本連載では、プロダクトマネジメントにおいて最も重要だと思うことを、プロダクトマネージャーとして活躍する方や、プロダクト開発の現場の経験が豊富な方に、自らの経験を踏まえて解説していただきます。今回のテーマは「複雑な状況に対処するプロダクトマネージャーには、試行錯誤や観察、言語化を積み重ねることで解像度の高い分析力が必要となること」について。さまざまな規模の会社で経験を積み、現在グロービスで法人向けプロダクトのプロダクトマネージャーを務めている久津佑介さんが解説します。(編集部) 今回の対象読者 プロダクトマネージャーとしての成長に悩んでいる方 プロダクトマネージャーになったばかりの方 これからプロダ
訳者注 本記事は、Dan Schmidt 氏のブログ記事「A Visual Vocabulary for Product Building」をご本人の許可のもと日本語訳したものです。 ninjinkunさん、Koshiro Kumikoさんにレビューにご協力いただきました。的確かつ、建設的で思いやりのあるアドバイスとフィードバックに感謝します。 同一著者の関連記事としてこちらもぜひ合わせてご覧ください:【翻訳】プロダクトマネジメントトライアングル 以下、翻訳本文です。 プロダクトビルダー(訳注:プロダクトをつくる人たち)が自分のプロダクトに当てはめられるような、成功するプロダクトをつくる方程式はありません。これは、プロダクトが置かれている常に変化するコンテキストに、プロダクトづくりの詳細が大きく左右されるからです。あるプロダクトで成功した戦略が別のプロダクトではまったくあわないこともありま
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトバックログアイテムは、複数スプリントにまたがって1つのものに着手することはありません。 必ず、1スプリントで完成できる大きさになっている必要があります。 これは、複数にまたがってしまうと変化に柔軟に対応できなくなること、成果の量の把握が難しくなること、大きいものを扱うのはそもそも難しいことなどが理由です。 そのため、プロダクトバックログアイテムがプロダクトバックログのなかで上位になっていくにつれて、リファインメントなどを活用しながら、適切なサイズに分割していきます。 最初の段階から細かく分割してしまうと、変化に対応しにくくなったり、数が多くなりすぎて管理しきれなくなったりするので避け、着手が近づいてきたらジャスト・イン・タイムで分割していくのがポイントです。 こうすることで、チームの成長にあわせてプロダクトバックログアイテムのサイズを変え
[これは何] プロダクトマネージャーの選考に通らないという候補者側と、プロダクトマネージャーの採用ができないという企業側のギャップについて書いた話こんにちは。bosyu / bosyu Jobsでプロダクトマネージャーをやりつつ、Applyで見習い転職エージェントをやっているkoyoです。 自分自身がプロダクトマネージャーということもあって、プロダクトマネージャーの採用に関する相談や、転職に関する相談を受けることも多いです。その中で両者に共通しているのは、「選考が全然通らない」という問題です。 企業側からは「思ったような人からの応募が来ない」がゆえに選考が通らないといった相談を受け、転職したい個人からは「選考を受けても全然通らない」といった相談を受けています。 他方で、プロダクトマネージャーの採用ニーズは年々高まっている印象を受けますし、個人としてもプロダクトマネージャーのキャリアを目指す
こちらはプロダクトマネージャー Advent Calendar 2020の21日目の記事です。 改めまして久津と申します。今年の6月からグロービスでPMをやっております。 はじめに 「PMにはどのようなスキルが求められるのか」 「PMになるためには何から学べばいいのか」 こういった話をよく聞きます。若手のエンジニアからよく相談されたりもします。その際に自分なりに「まずドメイン知識を学ぼう」とか「ユーザーの声を聞きに行こう」などアドバイスはするのですが、毎回自分の口から発しているアドバイスに自分自身が腹落ちしないというか、芯を食っていない気がしていました。 PMのスキル定義には、有名なプロダクトマネジメントトライアングルや、エンジャパン岡田さんがこの記事で定義した「PM SkillChart HEX」があります。 note.com これらの定義は良く整理されてて素晴らしいと思いますし、内容に
本記事は、Engineering Manager Advent Calenderの1日目です。 はじめに エンジニアリングマネージャ(EM)と呼ばれる職務を設置する企業が増えてきました。 私たちの主催したイベントEOF2019でも700名近い方に参加していだき、また多くの方にご協力いただき成功裏に終わることができました。 EM Meetup/EM.FMなどのムーブメントの中心の一翼を担わせていただき、その高まりを感じる一方で不安も感じます。このエンジニアリングマネージャという職務は非常に多岐にわたるケースが存在していますし、必要だとされるスキルもまちまちです。そして、多くの場合、その企業のステージや状況ごとに求めるものは違います。また、求めていることを明文化することすらされていないケースも存在します。 このことから、エンジニアリングマネージメント自体が一時的な潮流として消費され、消えていっ
こちらはGLOBIS Advent Calendar 2020の10日目の記事です。 グロービスには今年の6月にジョインし、早いもので半年が経過しました。現在は特定のプロダクトのPMというより、プロダクトの裏側を整える系のプロジェクトをいくつか動かしています。 そんな私は、社内で「可視化おじさん」と名乗っております。 以前の記事でプロダクトマネージャー(以下PM)がキャッチアップする際に「様々な構造の可視化が大事だよ」と書きました。実際にそれを実践してどんどん可視化しまくった結果、お褒めのお言葉をいただくことが多かったので、調子に乗って名乗ってみました。 というわけで、次に可視化おじさんが可視化を試みようとしているのは「PMの意思決定ロジック」です。この記事では、PMの意思決定ロジックの可視化によるメリットなどを書いていきます。 プロダクトマネージャーの意思決定とは PMは様々な種類の意思
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く