@ITのリッチクライアントコンファレンスのパネルに出てからちょっとこのテーマについて考えています(出る前に考えろよ>自分 ^^;)。 クライアントのアーキテクチャ(ここでは、ソフトウェアの構築方式のこと)で、シンvsファットvsリッチという区分は実はあんまり本質的ではないのではと思ったりします。本当に大事なのはステートレスなのかステートフルなのかということであって、可能な限りクライアントはステートレスにすべきと思うわけです。ステートフルであると、サーバ側とのデータ不整合の問題を常に考えなければいけないわけで、システムの設計や運用が一気に難しくなります。ファット・クライアントがまずいのはファットであることが理由というよりも、ステートフルであることが理由で、これによりクライアント側のプログラム管理というきわめてやっかいな問題が生じてしまったわけです。逆の言い方をすれば、シン・クライアントの良さ