大作洋画の国内プロモーションが炎上しているのをよく見ます。 「タレントによる吹き替え」、「主題歌の差し替え」、「シーンカット」など、熱心な映画ファンが怒り出すような施策が、なぜここまで頻繁に実施されているのでしょうか。 私は映画業界の人間ではありませんが、別の業界でエンタメ商材のプロモーションの仕事をしています。映画ファンでもあり、なおかつプロモーションにも携わる立場から、「洋画の国内プロモーションはなぜああいうことになっているのか」を改めて分析したいと思います。みなさんも感覚的には分かっている内容が多いかとは思いますが、現在の洋画プロモーションの手法全体を改めて見返すきっかけとして読んでいただければ幸いです。 【 その1 : 「吹き替え問題」を考えてみよう 】 洋画プロモーション炎上の一番分かりやすい例として、芸能人の吹き替え問題があります。 タレント○○が洋画吹き替え初挑戦! → 案の
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