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ブックマーク / www.cinra.net (11)

  • 語り継がれる名作『MOTHER』からの25年 鈴木慶一×田中宏和 | CINRA

    糸井重里がプロデュースし、テレビゲーム史に残る傑作として知られる『MOTHER』。読者の中にも、リアルタイムで体験していた人は多いのではないだろうか。1989年から2006年の間にシリーズ3作が発売され、いまだ根強いファンのいる同作において、ゲーム内容とともに絶賛されたのが、物語のカギを握ることにもなった音楽だ。 小学校の教科書にも採用された“EIGHT MELODIES”をはじめ、『MOTHER』『MOTHER2 ギーグの逆襲』の音楽を手がけたのが、ムーンライダーズの中心人物であり、映画やCM音楽でも知られる鈴木慶一と、1980年代から数々の名作ゲーム音楽を手がけ、「たなかひろかず」名義でテレビアニメ『ポケットモンスター』の作曲家としても知られる田中宏和の二人。発売から25年が経った今、あらためて二人に話を伺うと、当時の制作におけるこだわりや、世界中の若者に絶大な影響を与えた後日談まで

    語り継がれる名作『MOTHER』からの25年 鈴木慶一×田中宏和 | CINRA
  • ネットアートの先駆者エキソニモと考える、ネット表現の未来 | CINRA

    デジタルシーンを牽引するクリエイターたちにFirefox OSを搭載したauスマホ「Fx0」の魅力をインタビューする連載もいよいよ最終回。最後に登場するのは、日のネットアートシーンのパイオニアである「エキソニモ」のメンバー、千房けん輔だ。 赤岩やえとのアートユニットとしてスタートしたエキソニモは、世界的なメディアアートの祭典『アルス・エレクトロニカ』で何度も受賞を重ねるなど、活躍の場を世界に広げてきた。既存のプログラムに意図的にバグを発生させるなどハッカー的な手法を用いた作品群には、常にリアルとネットの世界が衝突する摩擦や身体性を問う姿勢が内在している。エキソニモの作品は、Windows95の発表と共に幕を開けたネットの仮想空間が、スマホやSNSの登場で現実空間と密接に関わるようになった「インターネットの歴史」と歩調を揃えるものと言えるだろう。 エキソニモ千房けん輔へのインタビューを通

    ネットアートの先駆者エキソニモと考える、ネット表現の未来 | CINRA
  • 「言語化できないもの」の再発見で、映画のパラダイムを更新する『リヴァイアサン』 | CINRA

    イメージを引き裂かれた「怪物」 旧約聖書に登場する大きな蛇、もしくは竜の姿をした海の怪物「レヴィアタン」。トマス・ホッブスは自著『リヴァイアサン』で、万民の権利を委託され、強大な力を持つに至った「国家(コモンウェルス)」としてこの怪物の名を引いた。群がる臣民が王冠を被る巨人の姿を形作った有名な挿絵から、「海の怪物」として産み落とされたこの怪物は、個々人のイマジネーションの中で引き裂かれ、不定型化した、というのは言い過ぎかもしれない。ただ、その名を冠した作『リヴァイアサン』の噂を「古臭いドキュメンタリー論をぶっ飛ばす!(『ヴィレッジ・ヴォイス』)」「ゲームの規則は書き換えられた(『フィルムメーカー・マガジン』)」「あらゆる意味でセンセーショナル(『アートインフォ』)」などと熱烈な賛辞を伴って目にする度、そして何の映画であるかは全く説明していないのに、とにかく得体のしれなさ、奇妙な美しさだけ

    「言語化できないもの」の再発見で、映画のパラダイムを更新する『リヴァイアサン』 | CINRA
    syan0
    syan0 2014/08/29
  • 『クリエイターのヒミツ基地』Volume28 杉山峻輔(グラフィックデザイナー、VJ) | CINRA

    並み居るアイドルグループのなかでも異彩を放つ「でんぱ組.inc」の近作や、フリーダウンロードを掲げた気鋭のネット音楽レーベル「Maltine Records」で数多くのジャケットデザインを手がけ、次世代を担うデザイナーとして注目を浴びている「スケブリ」こと杉山峻輔さん。「VIDEO BOY」名義で活動するVJでも、VHSテープを駆使して特撮やアニメ作品などから大胆にネタを投下するなど、豊かな発想力でグラフィックデザインにとどまらない活躍を見せています。「結果的に人がやっていないことを、やりたくなってしまう」というスタイルは、どのように培われてきたのでしょうか。杉山さんの制作現場にお邪魔し、これまでのデザイナー人生を振り返っていただきました。 テキスト:タナカヒロシ 撮影:CINRA.NET編集部 杉山峻輔(すぎやま しゅんすけ) またの名をスケブリ。1985年静岡県生まれ。大学卒業後、20

    『クリエイターのヒミツ基地』Volume28 杉山峻輔(グラフィックデザイナー、VJ) | CINRA
  • フリーは無料? それとも自由? W Record鼎談 | CINRA

    さまざまな試みで現代的なライブハウス像を提示し続けている渋谷WWWが、昨年12月にネットレーベルW Recordをスタートさせた。「FREE DOWNLOAD + FREE PARTY」を基コンセプトに、「Vol.1」ではLAの人気パーティーLOW END THEORYとタッグを組んでイベントを開催、また「Vol.2」では、国内ネットレーベルの代表格の一つである分解系レコーズとのイベントが予定されている。クリエイティブコモンズ・ジャパンの理事であるドミニク・チェンの著書『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック - クリエイティブコモンズによる創造の循環』が話題になったり、分解系レコーズから発表された『Creative Commands Compilation Data』がメディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選ばれるなど、日でもフリーカルチャーに対する認知が高まる中、W Record

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  • 「美しい」だけじゃない、シシド・カフカの本当の魅力 | CINRA

    国籍も背景も煙に巻かれたアーティスト名。はっとするほどの美貌から繰り出される、パワフルでエモーショナルなドラムボーカルの演奏スタイル。活動範囲も音楽業界だけに留まらず、モデルや役者の活動もこなし、早くも「一体何者なんだ?」と注目を集め始めているミュージシャン、シシド・カフカが、満を持してデビューシングル『愛する覚悟』をリリースする。 まずはフォトジェニックな美貌に気をとられてしまいそうだが、演奏家としての彼女はまさに叩き上げで、10代から先輩ミュージシャン達に揉まれてきた実力は折り紙つきだ。ほぼブラック一色で身を固めたクールなビジュアルも含めて、なかなか付け入る隙がなさそうにも感じるが、実際に話してみると実に快活でクレバーな女性。しかしその一方で、繊細さから生まれる葛藤も見え隠れする。自らを「器用貧乏」と言い、葛藤しながらも一歩ずつ自分の世界観を広げていくうちに、彼女の言う短所はマルチな才

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  • 女優・黒川芽以と行く! ウィリアム・ケントリッジ展ツアー | CINRA

    1月2日(土)から、東京国立近代美術館で開催されている、『ウィリアム・ケントリッジ―歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……』展。「動くドローイング」とも呼べる手描きアニメーション・フィルムの制作で注目を浴びる、ウィリアム・ケントリッジの国内初個展だ。魅力的な作品ぞろいの展だが、一見すると難解そうなため、いまいち足が向かない方もいるのでは。稿では、彼の作品が質的に持っている「キャッチーな魅力」をお伝えすべく、女優の黒川芽以さんと一緒に展覧会を回り、その様子をレポートした。優れた感性で作品を捉える黒川さんの言葉に導かれながら、しばしウィリアム・ケントリッジの作品世界を旅してみてほしい。(注:作品は展覧会での登場順と異なります) 黒川芽以 1987年5月13日東京都生まれ。女優。主な出演映画作品に、『グミ・チョコレート・パイン』(2008年、ケラリーノ・サンドロヴィッチ

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  • KENTARO!! × 康本雅子対談「自分にしかできない表現」 | CINRA

    インタビュー by 小林宏彰 テキスト:塩谷舞, 撮影:安野泰子, 撮影場所:トヨタ自動車株式会社 東京社体育館 2010年9月3日から5日にかけて、彩の国さいたま芸術劇場で行なわれるダンス公演『dancetoday2010』。イベントは、注目のダンサーを招いて公演を行なう企画だが、今回は伊藤郁女(かおり)によるトリオ作品『Island of No Memories―記憶のない島』と、KENTARO!! が振付・演出を担当する『「」の中』の二立て企画となっている。このたびお話を伺うことができたのは、『「」の中』に出演するお二人だ。ヒップホップとコンテンポラリーダンス、それぞれのエッセンスを取り込む独自の優れた作品を発表し続けるKENTARO!! と、先入観を一切与えないこの謎めいたタイトルの作品にダンサーとして招かれた、人気絶頂ダンサー康雅子。このポップでファンキーな二人による「デ

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  • 謎に包まれた女の子3人組「さよならポニーテール」について | CINRA

    Myspaceを主な活動の場としている「さよならポニーテール」という謎の音楽グループがいる。手書きイラストによる女の子キャラ3人組という、何か裏がありそうな匂いのするグループなのだが、そんなことはどうでも良くなってしまうくらい、胸をキュンと締めつける素晴らしい音楽を聴かせてくれる。音楽以外にも、PVやイラスト、そして何よりもこのグループの世界観、全てにおいて素人とは思えないクオリティーの高さ。まだ音源もリリースしていなければ、ライブすら行っていないこの「さよポニ」って何者なのか。好奇心をかき立てられ、CINRA主催の音楽イベントにお誘いしてみたのだけれど、これもしっかりはぐらかしてくる。こうなってはもう、好奇心は収まらない! せめて「さよポニ」って何なのか教えて欲しい。その熱意が伝わったのかは今でも分からないが、何とか取材に応じてもらうことはできたのだった。 (インタビュー・テキスト:柏井

    謎に包まれた女の子3人組「さよならポニーテール」について | CINRA
  • 渋谷慶一郎がNHK-FMでエレクトロニカの魅力に迫る、解説に佐々木敦 | CINRA

    音楽家の渋谷慶一郎を番組案内役に迎えたNHK-FM夏期特集番組 『エレクトロニカの世界 ~ 渋谷慶一郎の電子音楽マトリックス』が、8月11日から8月13日まで、深夜0:00から3日間にわたって放送される。 「エレクトロニカ」とは、20世紀末に現れた電子音をメインに用いた音楽スタイルの総称。ひとくちに「電子音楽」といっても、現代音楽、テクノポップ、プログレッシブロックなど、様々なジャンルが存在している。同番組ではそれらを「カッコイイ現代音楽」という視点からとらえた入門編として、トークや演奏を交えながら初心者にもわかりやすく紹介する。 第1回と第2回は、聞き手にロックを始めとして音楽に造詣の深い俳優・高嶋政宏、解説に批評家・佐々木敦を迎え、「電子音楽史50年」代表作品を聴きながら現在進行形の『新しい音楽』の世界へと誘う。第3回は渋谷とサウンドアーティスト「evala」によるライブコンサート公開

    渋谷慶一郎がNHK-FMでエレクトロニカの魅力に迫る、解説に佐々木敦 | CINRA
  • 世界を放浪した孤高のダンサー 康本雅子インタビュー | CINRA

    NHK『トップランナー』にも登場した康雅子は、コンテンポラリーダンス界で大きな注目を集めているダンサー・振付家だ。Mr.Childrenや一青窈など有名ミュージシャンのプロモーションビデオ、松尾スズキの舞台振付など、その才能を多方面で発揮している彼女が歩んできた道程はかなり刺激的。「将来のことなんて何にも考えていなかった」と言い放ち、世界を放浪していた彼女は何故、ダンサーになる道を選んだのだろう。誰だって避けては通れない「自分の人生」。彼女の切り拓き方は、とにかくカッコいいのだ。 海外放浪の時代 アジア~オーストラリア~アフリカへ ―康さんは、いつごろダンスと出会ったんですか? 康:中高生のころダンス部だったんですよ。創作ダンスをやっていたんですけど、体育の先生が教えてくれるような、普通のダンス部でした。そこでは岡真理子さんとか海外で活躍している大岩淑子さんと同級生でした。3人で一

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