「新郎ファースト」な結婚式をやめた夫婦に、ある変化が起きていた(写真はイメージです)。 GettyImages/Luke Chan / EyeEm 「えっ、『お嫁入り』されたんじゃないんですか」 結婚式の招待状は、新婦の名前を先にしたものも作りたい——。Aさんが自身の式を担当するウエディングプランナーに告げると、そんな言葉が返ってきた。 Aさん(女性、30代、会社員)は交際していた男性と2019年に結婚。同年、結婚式を挙げた。Aさんはもともと結婚式にあまり乗り気ではなかったそう。人から注目を浴びるのが苦手、かつ、これまで参加した経験から「結婚式=新婦は添え物」 「男尊女卑的」 というイメージがあったからだ。 一方で、結婚式賛成派の夫や実家の願いを叶えたいという思いも。 「どうせやるのなら、男女平等な結婚式にしたいと思いました」(Aさん) しかし、いざ準備を始めると、冒頭のように困難の連続だ
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