Image from Wikimedia キモカワほ乳類ランキング (むしブロ研究財団調査)で6年連続1位に輝いているハダカデバネズミ(裸出歯鼠)。写真でお分かりのように毛が無くてしわしわの皮膚に、にょっきり飛び出した前歯の外見が非常にユニークでキュートです。 変わっているのは外見だけではなく、その生態も非常に特殊です。ハダカデバネズミはほ乳類であるにも関わらず、一部のアリやハチのように真社会性動物でコロニーに女王と王様だけが繁殖し、まったく生殖行動をとらない働きネズミがいます。中には、子どもネズミのふとんになる「ふとんネズミ」もいます。自分の体をベッドにして子どもを寝かせる役目を担います。 また、その生理も特殊で、低酸素環境に強く体の中にがん細胞ができにくいなどの特徴があります。げっ歯類の中では極端に長い寿命をもち、30年近く生きる個体も確認されています。これらの特性から長寿研究のモデル
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