2018年7月11日のブックマーク (3件)

  • "奨学金破産"は甘えた人の自己責任なのか "三流大学"でも進学したほうがいい

    「三流大学にお金を借りてまで行く必要はない」。もしそう考えているとすれば、それは大間違いだ。東京大学の濱中淳子教授らの研究によれば、進学率5割を超えた現在であっても、高卒者が大卒者になることで、その人が生涯に支払う税金は大きく上昇する。学費をすべて公的負担しても税収にはプラスなのだ。しかし世間の「大学不信」は根強い。必要なことはなにか。東京大学の濱中淳子教授に聞いた――。 大学生の2人に1人が奨学金を借りている 日学生支援機構によれば、平成28年度までの30年間で国の奨学金を借りている人は約44万人から約131万人に増えた。現在、大学生の2人に1人が奨学金を借りている。貸与者が増えるのに伴い、奨学金を返せない人も増え、機構によれば、平成28年度までの5年間で、のべ1万5338人が奨学金を返せず自己破産している。 奨学金は「教育の機会均等」の役割を持つが、学生が将来にわたり、多額の借金を背

    "奨学金破産"は甘えた人の自己責任なのか "三流大学"でも進学したほうがいい
    symbioticworm
    symbioticworm 2018/07/11
    大卒者の供給が増えればそれだけ給料も抑えられる可能性があるわけで、大卒者比率を上げることによる収入増税収増はそれほど自明ではないと思うが、基本的には賛同する。
  • Do Emotions and Morality Mix?

    A philosopher explains how feelings influence right and wrong. Daily life is peppered with moral decisions. Some are so automatic that they fail to register—like holding the door for a mother struggling with a stroller, or resisting a passing urge to elbow the guy who cut you in line at Starbucks. Others chafe a little more, like deciding whether or not to give money to a figure rattling a cup of

    Do Emotions and Morality Mix?
  • HPVワクチンの問題はトロッコ問題か? - NATROMのブログ

    「ワクチンで人が死んではいけない」といった趣旨のツイートがブックマークを集めている。そのいくつかが、HPVワクチンとトロッコ問題の類似性について指摘している。トロッコ問題とは、暴走したトロッコがそのままだと5人ひき殺すことろが、ポイントを切り替えて路線を変えると犠牲者は1人で済むという状況のときに、はたしてポイントを切り替えることは倫理的なのかという思考実験のことである。 確かにHPVワクチンとトロッコ問題は似ている。HPVワクチンを接種すると前がん病変や(おそらく)子宮頸がんを減らせるが、その代わり副作用が生じうる。比較すると利益のほうが害よりも大きいため接種を(国際的には)推奨されている。これは「多数を救うために少数を犠牲にする」トロッコ問題ではないか?しかし、私の考えでは、HPVワクチンとトロッコ問題には重要な違いがある。 トロッコ問題ではポイント切り替え前の犠牲者と後の犠牲者は明確

    HPVワクチンの問題はトロッコ問題か? - NATROMのブログ
    symbioticworm
    symbioticworm 2018/07/11
    トロッコ問題の核心は実質的に同じ形式の問題なのに文脈によって異なる道徳判断をするのはなぜか(→おそらく二重過程のせい)という点であって、直接に道徳的な正否が導き出される類のものでもなかろうと思う。