ブックマーク / science.srad.jp (4)

  • 地球から4.24光年離れた場所で地球に似た惑星が見つかる | スラド サイエンス

    地球から4.24光年離れた位置にある恒星「プロキシマ・ケンタウリ」周辺で地球に似た惑星が発見されたという。この惑星の表面には水が液体の状態で存在する可能性があるようだ(産経新聞、NHK、日経新聞)。 プロキシマ・ケンタウリはケンタウルス座を構成する「ケンタウルス座アルファ星の第2伴星で、半径は太陽の0.145倍、質量は太陽の0.123倍と小さい。発見された惑星はプロキシマ・ケンタウリから約750万kmの位置を周回しており、「ほどよく離れた距離」であることから液体の水が存在する可能性があるようだ。 「4.24光年」というと近いように聞こえてしまうが、地球と太陽との間の距離は0.00001581光年で、それと比較すれば膨大な距離である。

  • 「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス

    最近ではお金を出せば低レベルの学術論文でも「国際会議論文」もしくは「学術研究論文」として受理する組織が急増しており、問題となっています。これらはそれぞれ「predatory conference organizer」や「predatory journal publisher」と呼ばれています。こういったところに論文を投稿した場合、信用を失い、業績にも書けないという問題が発生することから、コロラド大学図書館のJeffrey Beall司書がこのような組織をまとめた「Beal's list」を公開しています。 驚くべき事に、2015年度版のpredatory publisherには700近くのエントリが掲載されています。このリストの妥当性に関しては意見が分かれるところですが、研究者としては内容を理解しておく必要はあります。 さて、多くのpredatory publisherのwebサイトは、利

    「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス
  • 急増する「偽学術誌」 | スラド サイエンス

    最近「偽学術誌」なるものが急増しているそうだ (Motherboard の記事、The New York Times の記事、家 /. 記事より)。 昔は学術誌の数も現在よりは少なく、学術誌といえば「Nature」や「Science」といった権威あるものも多かった。学会なども開催しているようなこういった学術誌に掲載されている論文は査読も通っており、真っ当な研究であるとされていた。しかし新たな出版物を立ち上げるのが容易となった今日、「偽学術誌」なるものが雨後の筍のように出現しているという。これらの偽学術誌は掲載にあたり数十万円、またカンファレンスに参加するのに更に数十万円積む必要がある場合もあるそうだ。厄介なことにこの偽学術誌は著名な学術誌に名前をよく似せていることが多い。例えば今年開催された「Entomology-2013」というカンファレンスは昆虫学分野の権威ある学術誌「Entomol

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  • 高校の化学で習う「ゴム状硫黄の色」は誤り、17歳が確認 | スラド サイエンス

    高校の化学の教科書などで「褐色」と記述されている「ゴム状硫黄」の色が、実際は黄色だったことが 17 歳の高専生の実験により確認された。出版社側も間違いを確認、教科書の修正につながったそうだ (朝日新聞の記事) 。確認したのは山形県の鶴岡高専 物質工学科 3 年の高橋研一さん。 硫黄は加熱 / 冷却の仕方により「ゴム状硫黄」「単斜硫黄」「斜方硫黄」という 3 つの形になることが分かっており、単斜硫黄と斜方硫黄は黄色、ゴム状硫黄は褐色と言われていた。しかし高橋さんは指導教員から「黄色のゴム状硫黄ができたことがある」と聞き、実際に実験で確かめたところ、純度が 99.5 % の結晶硫黄からゴム状硫黄を作った場合は黄色になることが判明。褐色になるのは硫黄中の鉄粉などの不純物が原因だったことを確かめた。 これを受け、高橋さんの指導教員である金綱秀典教授が執筆に参加していた化学の教科書の写真を差し替えた

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