IFLA(International Federation of Library Associations and Institutions)は、図書館及び情報サービスに関する世界最大の国際組織で、図書館協会・図書館・関連機関など150か国・地域1500団体以上が加盟しています。IFLAの中には、資料保存をはじめ、著作権、研修・教育、国立図書館など様々なテーマを扱う組織があります。資料保存の課題に取り組む組織の一つが、IFLA/PAC(IFLA Strategic Programme on Preservation and Conservation)で、世界各地の国立図書館に置かれた16の地域センター、国内センター等が、地域性とそれぞれの得意分野を活かしながら活動を展開しています。国立国会図書館はアジア地域センターです。 IFLA/PACは、資料保存の推進のため、情報発信や協力ネットワーク