海外図書館を訪問・見学する際の準備・実践について、経験・反省点を報告する。訪問にあたっては、明確な動機・問題意識・目的設定が不可欠である。訪問先候補をリストアップ・選定し、コンタクトをとり、訪問の承諾を得て、スケジュールを組む。訪問に先立って予習が不可欠である。予習は先方に対する基本的な礼儀である。また余裕ある訪問・見学のためにも、予習を充分に行なうのがよい。事前質問票の送付には、先方に回答を用意する時間を持ってもらう、こちらの訪問意図を具体的に伝える、こちらの熱意を伝える等の効果がある。予習した上で事前質問を作成することによって、疑問点が明確になる。訪問当日に集中できるよう、充分な事前準備が必要である。帰国後に調査結果をまとめ、発表・報告を行ない、次のステップへとつなげる。
マイクロフィルムは、図書館資料の中でも特に長期保存に適した記録媒体であるが、環境整備が難しい資料だと認識され、管理面での積極的な取り組みが行われていない現状が見受けられる。しかし、放置しておくと連鎖的に被害が広がる類の劣化現象も報告されており、定期的な点検による異常の早期発見と、適切な処置が求められる。まずは所蔵するマイクロフィルムの種類と数量を把握し、その目的に沿った保存環境を整えることから始めよう。 1. マイクロフィルムの種類 [1] 1.1. 形態 1.2. フィルムの種類 1.3. TACベースとPETベース 1.4. ジアゾフィルムとベシキュラフィルム 2. フィルム劣化について [4] 2.1 ビネガーシンドロームについて 2.2. カビの発生について 2.3 マイクロスコピックブレミッシュについて 2.4 その他 3. 保存環境について 3.1. 温度について 3.2. 湿
2010年度明治大学図書館情報学研究会シンポ:古賀資料(2010.10.23) 1 2010年度明治大学図書館情報学研究会 シンポジウム「MLA連携の意義と課題」 (2010年10月23日 明治大学駿河台キャンパス) 京都大学附属図書館研究開発室 古賀 崇 tkoga@kulib.kyoto-u.ac.jp http://researchmap.jp/T_Koga_Govinfo/ 「MLA連携」の枠組みを探る: 日本と海外の動向と文献を手がかりに 2 本日の内容 • 自己紹介(私にとってのMLA連携) • 今なぜMLA連携なのか • 「デジタル化」を中心とした連携の枠組み • 「図書館情報学事典」にみる連携の枠組み • 今後の課題・方向性 3 0. 自己紹介 (私にとってのMLA連携) 4 経歴など • 福岡県柳川市出身 • 東京大学法学部卒業後、東京大学大学院教 育学研究科修士・博士課
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